4月19日は前日の風も収まり釣行決定。愛知県・南知多町師崎港から出船するジギング船に行ってきた。午前6時に出港、心地いい風を受け、30分ほどで現場に到着した。探見丸では水深50m。中潮2日目で、ドテラ流しでも適度に流れてくれると思う。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・幡野晃彦)
伊勢湾タイラバ釣行
私のタックルは軟らかいタイラバ専用ロッドにパワーギアリール、硬い方はハイギアをセット。PEラインはどちらも0.8号で、リーダー3号5m。シンカーは45~120gを用意したが、取りあえず80gを付け、ネクタイはオレンジカーリーで3本バリだ。
第1投、スルスルと少し船から離れて着底。タッチ&ゴーで巻き始める。だがアタリなしが1時間半続き、しびれを切らして大きく場所移動する。水深70mで、見渡すとジギング船もちらほら見える。シンカーは100gに交換。ここもいい角度で落ちていく。釣れそうな雰囲気だ、
私はいつもハンドルの巻き上げ回数を数えながら、巻き速度も速くしたり遅くしたりしている。「釣れとるぞ」と船長の言葉に自然と力が入る。少し間があってから、40回でコンコンとアタリ。1匹目なので上げてきたのは、目測30cmのきれいなマダイだ。
45cm頭に本命ゲット
すぐに2匹目を狙って落とす。30分くらいたっただろうか、27回でシンカーが若干浮くような違和感。過去にも何度かあったが、「これは絶対食うぞ」と心の中で叫んだ途端、ゴツゴツとアタリがあってハリ掛かり。これはちょっといいサイズのようだ。2匹目は45cmだった。
だが後が続かず。続いて釣れないのが今年のパターンなのか。パワーギアのリールでは、水深70mの回収は遅くて疲れるので、ハイギアに持ち替える。小1時間たってから3匹目を追加。これは20回巻いた底から16m上。船長は「春は浮いとる」と言ったが、マダイはいつも上まで探るべきだと思っている。
ハイギアでも同じ巻き速度で食ってきたこの日は、巻き速度にあまり固執しなくても良かったのかもしれない。食いが止まって周りの船も散らばりかけたころ、着底してすぐ派手なアタリ。25cmのかわいいリリースサイズだ。
4匹手中で今後に期待
残り1時間、急に風が吹きだし120gに交換しても、着底は船からかなり遠く離れてしまう。おまけに2回目は底が取れない。さらに潮も悪くなり「これはできんわ」となって、午後1時の終了時間を迎えた。釣果は小ダイも含めて4匹。型に少々不満はあるが、複数匹は今年初だから良しとしよう。
これから先は数型ともに上向いていくと思う。また頑張って挑戦したい。釣ったマダイはどれも体に厚みがあり、昆布締めと焼きでおいしくいただいた。
<週刊つりニュース中部版APC・幡野晃彦/TSURINEWS編>
出船場所:師崎港