季節は春、「暖かくなってきたし、どこかへお出かけしたい!」というファミリーやカップルへおすすめしたい海のレジャー、潮干狩り。本当に楽しいのか?実際どれくらい採れるのか?必要な道具は?そんな声にお応えすべく今回は3月28日に行った、茨城県は大洗の潮干狩りについてレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターのんらとる)
早々に小型はまぐりをゲット
熊手で広く浅く掘ると小さいはまぐりは割りとすぐ採れます。「ガリッ」っと大きく引っかかった感触の時は大抵4~5cmクラスで、このサイズが採れると嬉しさもひとしお、まるで宝探し。
しばらく掘っていると大型フェリーが入港のため、海岸沿いへ寄ってきました。すると子どもが興奮気味に「すごい、すごい、めっちゃ大きいね!すごいね!」と、しばらく見惚れていました。海上に浮かぶ船を眺めるのも一興ですね。
子どもずぶ濡れでギブアップ
フェリーを眺め、夢中で掘り進めていくうちに子どもが波ではしゃぎだし、いつの間にか長靴にも海水が……。歩く度にグショグショ鳴り、ついには少し大きな波で下半身がずぶ濡れに!
まだまだ掘りたかったですが、子どもに「濡れちゃったけど、まだ掘る?もう終わりにする?」と聞くと「びっしょりで散々だから、終わりにするー」と言われ、夫婦爆笑でした。幼稚園児でも「散々」なんて言うんだなと、成長すら感じました。
最終結果
結果的に小一時間で1kgくらい採れました。車で片付け中にクーラーボックスと海水を入れるペットボトルを忘れたことに気づき、採れたはまぐりをどう持ち帰ろう……。
セリアで解決
そういえば、大洗サンビーチに来る前に100均のセリアがあったな!と思い出しました。
車で数分でセリアに到着、はまぐりと砂抜き用の海水を入れる水筒を購入し、また浜辺で海水を汲み、事なきを得ました。
酒蒸しとみそ汁で海の味を堪能
帰宅後、持ち帰ったボトルのはまぐりが動くのを親子で眺め、「ちゃんと生きてるねー」と子どもが興味津々でした。調理前の砂抜きは海水に入れて持ち帰ったので、帰宅するまでの間に砂抜きされており、自宅ではキレイな海水で約1時間放置した程度です。
酒蒸しとみそ汁にして家族で美味しくいただきました。
リベンジを誓う
短時間ながら楽しめましたが、まだ掘り足りないので今度のゴールデンウィークにリベンジしに行こうと思います!次回は忘れずにクーラーボックスと海水用の水筒を持っていき、手足を洗う水を入れるポリタンクも持って行こうかなと思います。
今月と来月が潮干狩りのハイシーズンで、ゴールデンウィークなら気温的にマリンシューズやサンダルで身軽に楽しめそうですね。
GWの潮位表
ちなみにこちらがゴールデンウィークの潮位表です。(気象庁HPから引用)
5月の連休後半は大潮があり、干潮時刻が午前中なので潮干狩りに最適ですね。
近隣レジャー施設も充実
潮干狩り後は近隣施設へ遊びに行くのも良いでしょう。
サンビーチ周辺にはいくつものレジャー施設や観光地があるので1日中遊べます。採れたはまぐりを晩ごはんのおかずやおつまみにしてカンパイなんていうのもいいですね。
また、近隣施設も充実で、ファミリーはもちろんカップルも丸1日楽しめます。さほど費用がかからないので、面白そうだなと思ったらぜひ行ってみてください。
<のんらとる/TSURINEWSライター>
大洗サンビーチ海水浴場