3月上旬、大分市・家島港の釣吉丸で豊後水道の落とし込み釣りに行ってきた。今回は、朝のうちは関アジを、その後はブリを落とし込み釣りで狙った。その釣行の様子をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・飛高宏佳)
筆者に中型ブリヒット!
筆者の仕掛けにもアジが付いたのか、サオ先を押さえ込むようなアタリがでたものの、サオを立てずにアタリを待ったが食い逃げをされた。
その後、アジが仕掛けに付かなくなったので、朝に確保した小アジを仕掛けに付けて釣り始めた。すると、2投目に筆者のサオにアタリがでて、食い込ませて上げるとサオに乗った。青物独特の引きを楽しみ、タモですくってもらったのは中型ブリだった。
その後は苦戦
船はベイトの小アジを追って移動を繰り返すが、小アジが仕掛けに付かない。釣友に聞くと、「海水温が下がってプランクトンが死んで、海水が濁っている」と言われた。
水深50m付近には青物が群れていたようだが、小アジを持っていても食ってくれたかは分からない。しかし、いつもはブリを20~30尾は釣って帰っていたようだ。
今回、このブリをさばいてみると真子は親指くらいの大きさで、6月に入ると産卵をするために別府湾にいるようだ。それが終わると外洋に出て行くのではと思われる。
<週刊つりニュース西部版APC・飛高宏佳/TSURINEWS編>