壱岐島は九州北部、福岡県と韓国の間に位置する離島です。福岡県からは約70kmほどの沖合に位置しています。離島と聞くと島民は数人程度と思われるかもしれませんが、現在の人口は約2万5千人。意外にも多くの人々が暮らしている島です。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター ツカサ)
磯のヒラマサゲームの魅力
壱岐を代表する魅力的な釣り物の1つ「ヒラマサ」。初めて名前をお聞きする方もいらっしゃるかもしれません。ヒラマサは見た目はブリにそっくりな青物。大型となれば10㎏を超すこともあり、壱岐では20㎏を超えるヒラマサが釣りあげられたこともあります。
特徴は、シンプルに引きが強いこと。ヒットした瞬間から始まる、ライン越しに伝わる力強さは、一度の体験で釣り人を虜にしてしまうほど。実際、ハイシーズンとされている春・秋には、沖に浮かぶ船にヒラマサ狙いの釣り人がたくさん乗船している姿を眺めることができます。
磯から1m超ヒラマサが釣れる
離島の沖合で大きい魚が釣れることは想像が付きますが、壱岐最大の魅力は岸からの釣りでヒラマサが狙えること。壱岐の沿岸は磯が多く、潮通しが良い場所が多いです。
条件が整った際には、ヒラマサがエサを探して岸際まで回遊してくるため、陸から狙う釣り人にもチャンスが十分にあります。岸から大型の魚が釣れ、時に1mを超えると言うこともあり、私自身も春や秋にはヒラマサ狙いで磯に通っています。
釣果をあげられることもあれば、強すぎる引きに耐えれず根ズレでラインブレイクされてしまうこともあります。水中の起伏や足場が悪い磯では、必ずしもヒットがキャッチにならないやり取りの難しさが、更にヒラマサ釣りの面白さを加速させています。都会や内海では経験できないダイナミックな釣りが楽しめるので、ヒラマサの虜になってみたい方は、ぜひとも挑戦してみて欲しいです。
壱岐の釣りは異次元の面白さ
今回は壱岐の釣りの魅力をテーマに、特にアツイ釣りを2ジャンルご紹介させていただきました。初心者の方にオススメなライトゲームは、ヒットが多く、数釣りが面白い釣りです。釣れるサイズは小型だけではなく、50cm近いアジ(デカアジ)も狙えることが特徴です。経験者の方にオススメなロックショアゲームは、大物が狙える釣りです。
壱岐の海は世間一般的なライトゲームや青物ゲームと比べると、釣れる数・釣れるサイズなど、若干スケールが異なるため、釣りを更に面白くするスパイスになること間違いなしです。また、今回の釣りジャンル以外にも、季節を楽しむ釣りがまだまだ存在しています。
春のメバルや夏のハタ、秋のエギングに冬のムツ。釣り人が釣り物に困ることはありません。ご紹介しきれなかった部分に関しては、ぜひ1度ご自身で体感してみて欲しいです。今後もしお時間ができた際には、高ポテンシャルな海の壱岐島で釣りをしてみてはいかがでしょうか。
<ツカサ/TSURINEWSライター>