ようやく秋らしい気候になってきましたね。海の魚は脂が乗ってより美味しくなってきました。釣りにはもちろん、料理にも気合が入ります。今回のターゲットは秋〜冬を代表する魚、カワハギ。一之瀬丸さんに乗船していざ実釣です!
少しの工夫で釣果UP!
50cmほどタナを切って、新しいポイントに仕掛けが入るように工夫、誘いは同じようにふわふわ。すると、反応が一気に増えます。
誘いをいれてから、少しだけ止めると、カツカツのアタリ。
ゆっくり聞き上げると、コンコンコンッ。気持ちいい感じに掛かりました。こうやって工夫して釣れると本当に嬉しい。入れ掛かりもありました。
この誘いを繰り返して、1尾1尾拾い釣り。
潮止まりで苦戦
大釣りだった前日とは変わってしまったようですが、こういう渋い状況のほうが面白かったりもするんだな♪
10時を過ぎると潮が緩み始めてエサ取りタイムに突入。カゴカキダイ、トラギス、チャリコ、サバフグなど、いろいろ掛かります。
11~12時の間はまったく本命のアタリはなくて、投げたり、誘いを変えたり、たるませたりと工夫しましたが反応してくれません。
まさかの良型ダブル!
12時半ごろ、ベタ底で誘って止めたところでチリッと軽く吸い込むような反応。
ゆーっくり聞き上げるとコンコンコンッ。「やっぱりカワハギだ!」
久しぶりだったので大切に巻き上げます。引きが強くて楽しい。上がってきたのはなんとダブル!釣れない時間が長かったのでびっくりでした。
ようやく潮が動き始めたようで、その後も数尾取り込んで、14時半に竿納。釣果は13尾でした。
釣った魚は血抜きしてツノをカットしてから持ち帰りました。
お楽しみのカワハギ料理
サイズが小さくキモは少なかったですが、キモあえ、蒲焼、キモと身のはさみ揚げ、天丼、空揚げにして美味しくいただきました。
カワハギ料理と言えばキモじょうゆ。キモとしょうゆを混ぜて、刺し身を食べると絶品。
私のお勧めは、切り身に、キモ+しょうゆ+酒+ニンニク+薬味を混ぜ込んで、暖かいご飯にたっぷり乗せて豪快に食べる!想像するだけでお腹が減ります。
たくさん食べるためにはたくさん釣らないとね!
<週刊つりニュース関東版 阪本智子/TSURINEWS編>
一之瀬丸