フカセ釣りに使う道糸の定番といえばナイロンライン。釣り場を選ばない対応力の高さと使いやすさが魅力ですが、劣化しやすいという欠点も。そこで、今回は同ラインの巻き替えの重要性とタイミングについて解説します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)
巻き替えのタイミング
道糸の巻き替えタイミングや目安は、明確な基準があるわけではありません。しかし、定期的な巻き替えと併せてラインの様子を確認すると判断がしやすくなります。
一定の釣行回数で巻き替える
最も確実なのが定期的に道糸を巻き替える習慣づけです。例として、5回釣行したら道糸を巻き替える…というように自分の中で交換するタイミングを決めておくと、ラインの劣化が進む前に自然と巻き替えができます。ここで注意したいのが次回の釣行まで間隔が空く場合です。保管中にいつの間にか劣化が進んでいる可能性もあるため、釣行前には必ず道糸の状態を確認します。少しでも気になる点があれば新しいものに巻き替えると安心です。
ラインの様子を見て巻き替える
実釣中に道糸の状態を確認しておくと次回の釣行までに巻き替えが必要か判断できます。ラインの巻きグセやヨレの有無、手触りのほかにも変色や色抜けの度合いも見ておきましょう。使用感が使い始めのころとかわってきたら黄信号で、何らかの違和感や変化に気がついたら巻き替えをするのが安心です。早めに交換すれば道糸の状態を常に維持しやすくなります。
<杉本隼一/TSURINEWSライター>