冬のライトトゲームといえばやっぱりメバル&ガシラ!ということで、真冬の淡路島は育波漁港でロックフィッシュ狙いのライトゲームを楽しんできた。案内してくれたのはレッドレンザー(Ledlenser)アンバサダーの辻原伸弥さん。良好な視界確保が釣果につながることを実感した、極寒の夜遊びをリポートする。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部)
いよいいよ釣り開始
準備が終わったということで、あとは釣るだけ。まずは常夜灯の下から角度をかえながらサーチ。さらにレンジをかえて反応を探り、アタリがないので堤防と平行に引いて際狙い。これでも反応がないので、早々と西の荷揚げ場に移動することにした。
ここも沖を扇状に数投、際に数投して反応を見たがアタリがないので、今度は東側の船溜まりへ移動。テンポよくランガンで反応のあるポイントを探していく。
ファーストヒットは小型のガシラ
次のポイントは漁船の荷揚げ場となっている船溜まり。荷上場からの光がかなり明るいので、足場もはっきり見えて釣り易い。
係留された船の間をテンポよく探っていく辻原さん。ほどなくサオを曲げ、本日のファーストフィッシュをキャッチした。10cmそこそこのかわいいガシラだが、とりあえず記念撮影。
壁際にリグを落とし、テクトロの要領で少し歩いて落としたリグから距離を取り、斜めに巻き上げる釣りで壁際に張り着いていたガシラを攻略成功!
リグ交換のタイムは?
これで際狙いに変更した辻原さんだが、タイトに攻めすぎたためかここで根掛かり。ラインブレイクしてしまったので、ついでにまたまたリグ交換にかかる時間をヘッドライトのあるなしで測ってみることに。
「ここ、さっきの場所より明るいので余裕でしょ?」
「またやるんですか?」
「今度はリグだけです」
ということで、渋る辻原さんにお願いしてヘッドライトなしで交換してもらったタイムが2分1秒。ありのタイムが47秒。フロロをメインラインに使っている辻原さんはジグヘッドのアイにラインを通して結び、ワームを刺すだけなのだが、それでも倍以上の時間差となった。また、やはりラインをアイに通すのはなかなかうまくいかないようだった。
そして、タイム以上に差が出たのが、ワームのセッティング。ライトありではまっすぐ刺せているが、ライトなしではハリ先を抜く位置が定まらず、歪になっていた。ワームはまっすぐ刺すというのがライトゲームの鉄則。この辺りでも釣果に差が出てしまうのではないだろうか?
係船のシェードでメバル
さて、リグを結びなおしたら今度は係船のシェード狙い。表層からカウントダウンで反応を見ていく辻原さん。数投目にサオを曲げてメバルを取り込んだ。こちらも小型だが、今回のメインターゲット2魚種をキャッチ成功!
表層で反応がなかったので、かなり底の方に落として狙っているとヒットしたとのこと。活性が低いのか、魚が底にへばりついているようだ。
真っ暗な波止へ移動
あっという間に荷上場をサーチした後、今度は漁港の東端に位置する小さな波止の様子を見に行くことに。常夜灯の明かりが届かないこういった場所は、魚影こそ薄いものの良型が釣れる傾向にあるとか?
ここで、活躍したのがハンディライトの「Ledlenser P6R Signature」。草の生えた石積み波止も安心してサクサク移動できた。
ちなみに、当日はほかに釣り人がいなかったが、移動中先行者に釣果を聞いたり聞かれたりすることが多いのが釣り。ヘッドライトだと図らずも目線の先を照らしてしまうので、思わず話しかけられた釣り人の顔を見てまぶしい思いをさせたりすることや、うっかりポイントを照らしてしまいポイントを潰してしまうことも考えられる。その点ハンディライトなら、照らしたいところを意識して照射しないとならないので、そういうトラブルもなく安心だ。