冬のライトトゲームといえばやっぱりメバル&ガシラ!ということで、真冬の淡路島は育波漁港でロックフィッシュ狙いのライトゲームを楽しんできた。案内してくれたのはレッドレンザー(Ledlenser)アンバサダーの辻原伸弥さん。良好な視界確保が釣果につながることを実感した、極寒の夜遊びをリポートする。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部)
荷上場に戻って今日一ゲット
明かりのない波止が不発に終わり、再び荷揚げ場に戻ってきた辻原さん。ポツポツと魚は追加していくのだが、どれもこれも15cmに届かない小型ばかり。時間もいい時間になってきたので、次を上がりの1匹と決め最後はワームカラーをピンクに変更。これで今日一(それでも15cmには届かず)をゲットし、ストップフィッシングとなった。
ヘッドライトで短縮できた時間
今回、ヘッドライトのあるなしでどれくらい効率アップにつながるかを検証してみたわけだが、準備で4分30秒、リグ交換で1分と、大きく釣果アップにつながるような時間差にはならなかった。しかし、明るいと感じる常夜灯であっても、ヘッドライトなしでは準備やリグ交換はかなりストレスを感じるもので、何度もやっていると確実にメンタルをやられて釣果ダウンにつながることが容易に想像できた。そして、セットしたリグの出来にも影響するとあっては、もはや看過できない事象と言えるだろう。
もちろん、初心者がリグ交換を1釣行に1度で済ませられるはずはなく、根掛かりの数だけ加算されることになる。さらに、今回辻原さんはフロロラインを使用しており、リーダーレスだったが、PEやエステルでリーダーを組むとなるとさらに時間は加算され、ストレスも加算されることになったに違いない。ぜひ、明るいヘッドライトで快適に釣りを楽しみたいと感じた釣行であった。
レッドレンザー広報担当が当日のビッグワンを
ということで無事に魚も釣れたということで、釣りをやったことがないというレッドレンザージャパンの広報担当の北川さんにも1匹釣ってもらうことに。係船の隙間へのキャストは少し難しいので、キャストは辻原さん。リーリングと誘いを北川さんが担当。リーリングスピードなどをレクチャーしながらの2投目、リグが手前に寄ってきてそろそろ回収というところで穂先がぴくぴく。びっくりしてサオを持ちあげたのがアワセになったようで、魚がヒット。そのまま巻き上げたのが、当日のレコード更新の20cm弱のガシラだった。
アイキャッチにするには少しサイズが足りないと思っていた今回の取材だったが、これで無事写真もそろってお開きとなった。
タックルボックスにミニランタン
最後に、当日辻原さんがライジャケのD環にぶら下げていたのが、小型のLEDランタン「Ledlenser ML4」。D環にぶら下げておけばリグ交換などの際の手元の明かりとしても使えるし、タックルボックスにセットして作業効率を上げる補助にも使える。さらに、暗闇の波止で荷物の存在を示す警告灯としても使えるので、ヘッドライトをそろえた後のさらなる効率化に導入してみてはいかがだろう?
なお、今回は取材ということで、十分に周囲の安全を担保した上でライトなしでの釣り状況を再現。夜の釣り場には安全リスクがたくさん潜んでいるので、みなさんが釣行する際は必ずライト常備で安全に楽しんでもらいたい。
<中西/TSURINEWS編集部>
育波漁港