2022年の竿納めはオデコ覚悟のうえでオニカサゴを狙うことにした。待ちに待った12月17日(土)、妻と沼津港の船宿「城」から出船。2人とも本命をゲット!さらに嬉しいゲストまで登場して最高の竿納めとすることができたのでリポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤倉聡)
当日の最終釣果とポイント
筆者:オニカサゴ3匹(21~33cm)、ウッカリカサゴ2匹(32~33cm)、ユメカサゴ2匹(11~13cm)
妻:オニカサゴ1匹(17cm)、クロムツ2匹(22~24cm)、ヒメ1匹(24cm)、ユメカサゴ3匹(11~13cm)
今回釣果に結び付いた点を自分なりに考察してみたので参考にして頂ければ幸いだ。
仕掛け
魚種を問わず妻のタコベイトを付けた仕掛けへの反応がよかったため、自作の仕掛けを諦めて、よりアピール力の高い市販品の仕掛けにかえたのが功を成したと思う。自作の仕掛けは5月に釣行した時はよく釣れたので自信があったが、やはり釣れている人の仕掛けを参考にするのが基本中の基本と改めて思った。
エサ
筆者と妻は2人でこの日、生サバでオニカサゴ3匹、カンコ2匹、クロムツ2匹、カツオレンジャーにはオニカサゴが1匹と生サバが威力を発揮。これからも生サバは欠かさずに持ち込みたいと思う。今回塩サバや生サンマ・塩サンマにオニカサゴはヒットしなくて残念。また使用に至らなかったサバレンジャーなどは次回の楽しみに取っておきたい。
タナ取り
船長のアドバイスによりタナを上げてからヒットが連発となり、タナ取りの重要性を再認識させられた。また小まめにタナを取り直したり、10mくらい巻いてから再び仕掛けを落とす所謂「巻き落とし」も効果的だった。
ダブル狙い
オニカサゴは同じポイントに複数いることが多い。アタリがあったら竿を大きく持ち上げて聞きアワセをした後に、追い食いを狙って手巻きでゆっくり数m巻いてから電動リールの巻き上げスイッチを入れるように心掛けた。今回小型とは言うものの狙い的中でしてやったり。
夫婦で忘年会
釣った魚は、帰港後「吟水」に持ち込んで夕方妻と忘年会をすることにした。オニカサゴとカンコはしゃぶしゃぶと寿司に、クロムツは煮付け、ユメカサゴに関しては唐揚げにして貰って堪能した。
忘年会ということで今年の釣行を振り返ったが、釣りの余韻に浸りながら飲む酒は最高だ。来年の釣行計画も語り合い、今から楽しみになってきた。今年は妻と2度オニカサゴを釣りに行きいずれも2人とも本命をゲットできて凄く楽しかった。いつも親切で気兼ねなく釣りに行ける船宿「城」にも心から感謝したい。これからもオニカサゴ釣りの奥深さを追求していきたいと考えている。
<藤倉聡/TSURINEWSライター>