「釣り人の命守る」水産庁が【釣り船の安全管理厳格化】検討 知床沈没事故を受けて

「釣り人の命守る」水産庁が【釣り船の安全管理厳格化】検討 知床沈没事故を受けて

水産庁が「遊漁船業の在り方に関する検討会」の中間とりまとめを発表。知床観光船沈没事故を受けて、釣り船管理体制の見直しが進んでいます。今後実施される可能性がある釣り船の安全対策についてまとめました。

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船釣り

課題は山積み

「釣り人の命守る」水産庁が【釣り船の安全管理厳格化】検討 知床沈没事故を受けて晴天の中船釣りを楽しむ(提供:TSURINEWS編集部)

皆さんはどう思われましたか?「船釣り(遊魚)」が海のアクティビティとして成立するためには、「安全の確保/管理」が必須です。これは、利用者の数は関係ありません。「少数が楽しむ趣味だから関係ない?」そんなことはありません。「上級者しかやらない釣り物だから関係ない?」いいえ、関係あります。人命が関わっているんです。

とはいえ、釣り船の多くは零細企業であり、個々の努力だけでは安全が担保できないのも事実です。国や都道府県が組織的に管理する体制を整えることは必須でしょう。

ただ、それだけでは利用者である釣り人の声が反映されない可能性もあります。個々の釣り人ができる最低限の安全対策(ライフジャケット着用など)を行なった上で、【どうすれば大好きな船釣りを安全に末永く楽しんで行けるのか】を、少し考えてみませんか。

陸っぱりの釣りでも

今回は釣り船に関する安全対策の話でしたが、陸っぱりの釣りの場合は釣り人自身が安全対策を講じなければなりません。釣りのジャンルに関わらず、改めて「安全第一」の釣行を心がけましょう。

〈TSURINEWS編集部〉