9月20日（木）、外房片貝の増栄丸を訪れ、一段と肉厚になってきたヒラメを狙った。釣り方はもちろん活きイワシの泳がせ釣りだ。
TSURINEWS編集部
ひと流し目からヒット！
早くも右舷ミヨシに座る常連、清岡さんの長竿が見事な放物線を描いた。
時折グッグィンと穂先が激しく叩かれて本命を確信、落ち着いてスムーズに巻き続けると、やがて1.8kgほどの肉厚本命がゆったりと浮上し、仲乗りの土屋さんが待ち構えたタモへ頭から滑り込んだ。
この日一番をゲットした石井さんふた流し目で当日最大サイズ！
ふた流し目は、ミヨシ2番の石井慎治さん（江戸川区）の置き竿が激しくバウンドを繰り返す。「おっ、アタッたよ」と、大きく叫ぶと急いで釣り座に戻って巻き上げにかかる。
かなり重そうだが、なめらかに巻き続けることで、魚は暴れることなくスンナリと上がってくる。無事、タモに収まったのは、この日最大の2kg超え。
船中ヒット続く！
さらに、ミヨシ1、2番で良型が続き、「次は自分の番だ」と、竿先に神経を集中。
しかし、パスされてしまい、右隣のさいたま市からきた滝沢さんの竿が引き込まれた。
すかさず操船室の窓から、「ゆっくり慎重に上げてよ」と、船長が檄を飛ばす。
竿先は海中に没したまま、グッグィンと引き込まれている。
ヒラメは底離れの瞬間はかなり暴れているので、ゆっくり慎重に巻き上げにかかることが大切。
すると、ゴリゴリとリールを巻いていた彼から「あっ、バレたらしい」と声が上がる。竿はジワーっと水平に戻り、「あーあー」と、船長もガッカリした様子。
移動後の流しで、再び同氏にアタリ。すぐに仲乗りの土屋さんが飛んできて、盛んにアドバイスを送る。
今度は慎重に巻き上げて、0.8kgほどの本命を無事キャッチ。
「今までシマアジやシロギスが主で、ヒラメは初挑戦。きょうのためにタックルを新調してきました。船長や仲乗りのレクチャーのおかげでヒラメとの対面が果たせました。食い込ませるまでのドキドキ感がたまらないですね」とニッコリ。
このあと、サイズアップとなる1kg超とマハタを追釣、初チャレンジを飾った。
