海水温が20度前半にまで下がりだし、朝方には青物のナブラも見られるなど、伊豆エリアの状況は冬に向かって変化している。11月後半の伊豆東海岸の状況調査を兼ねて、陸っぱりエギング釣行に出かけた模様をお届け。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター野中功二）
野中功二
伊豆をメインフィールドとするローカルアングラー。エギングメインですが、ジャンル問わず、海山に囲まれ自然に恵まれた伊豆で旬の釣りを楽しんでいます。
当日の状況とタックル
天候は曇り。支度を済ませて急遽ポイントに。風は北東でなかなか吹いているが、風を背にする立ち位置でスタート。到着時の潮位は満潮の潮いっぱい潮止まり間近、ベイトが水面に見えていて生命感ありだ。
タックル
ロッド：アサルトジェットタイプS SD90
リール：16ヴァンキッシC3000SDH
ライン：アーマードF +プロ0.6 号
リーダー：パワーカーボンMAX50m
エギ：アオリーQ3D3.5号メインに動きの異なるエギを準備
潮流れを探る
16時45分に現場に到着。先行者は一名。この時期の日の入りは早く、到着時にはほぼ日没の状態。ローライトのワンチャンスに、ダートマスターリアルボタンエビからスタート。
回収時水面にベイトが逃げまどう。トウゴロウイワシだ。回収のエギは若干暖かいが、前回よりは確実に冷たい。海面の変化を探したいが到着時間が遅く、目視では潮の感じを確認できない。手感度での確認となった。
潮受けのいい普段から使っているエギをチョイスし、シャクって変化を探る。エギのアクションを把握して水中の情報を方向変更しながら探る。エギをかえ調査続行、この時にアタリがあればと思ったが反応はない。
1.2kg級アオリイカ登場
ライトで足下を照らして確認すると潮色はいい。シャクリ感が重く感じる場所を見つけるとエギのアクションを考えてエギをかえ探る。水深がある舟道あたりをアオリーQ3Dケイムラクルマエビにし、5回シャクって、1、2、3とカウントダウンすると、「コン！」と魚とは違うアタリ到来。
竿をスーーっと引いて聞くと「グググー」と重量感「そーれ」とアワせると、重量感のある重さとジェットが手に伝わる！ギャフも決まり計測すると30cm超え。重さも1250gとナイスサイズのアオリイカが顔を出した。エギの種類に助けられた結果だ。潮の変化を感じたことも勝因になる。
1.2kgのアオリイカ（提供：TSURINEWSライター野中功二）早い時間が狙い目か
釣友たちも伊東や東伊豆でアオリイカを釣り上げている。東伊豆の白田での釣果や、東伊豆の北川の釣果も出ている模様。特に早い時間の釣果が目立つ。
釣友の伊東で釣果（提供：TSURINEWSライター野中功二）今回は足場のいい磯ではあったもののライフジャケットは着用した。もちろん、堤防でも必要でしょう。準備万端にし、エギングに出かけてみては！
＜野中功二／TSURINEWSライター＞
東伊豆
