年末年始の伊豆半島は、石廊崎を境にして東海岸では北東の風が、西海岸では西の風が吹くことが多くなります。こんな時にこそ行いたいのが、普段やらないメンテナンスです。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・野中功二)
年1メンテナンスの必要性
最近のエギングタックルは、丈夫で長持ち、サビにも強い素材が使われているのですが、永久に使えるものではありません。形あるものは、いつか必ず壊れるもの。できることなら自分の相棒として、長く付き合っていきたいところです。そのためにも、日々の簡単メンテナンスくらいは自分でやりたいものです。
日々の釣行でもトラブルは減りますし、タックルだって長持ちします。というわけで、今回は簡単メンテナンス方法を紹介!
エギングタックルのメンテ
では、各道具について具体的にメンテナンス方法を紹介します。
リール
リールは、ラインローラー部分を分解して、錆びを取って注油。スプールは分解してパーツクリーナーでそれぞれを洗浄。リールメーカー純正のグリスを塗って組み直しをします。組み直した後、ラインを引き出してチェックし、おかしければワッシャーを交換しましょう。
ノブのボールベアリングを中心に手入れをします。リールを洗った時に注油(純正オイルスプレー)しましょう。潮がみすると回転が悪くなりだし、異音などがでるようになります。
ライン
ラインは逆さにして巻き直しをしてみるか、交換します。交換するまでもない微妙な時は、シリコーンスプレーを吹いて様子をみるのも手です!上からの水洗いはドラグを絞めて、スプールは最下段で実施をします。
ロッド
ロッドのグリップなどに使われているEVAの手入れは、ツルツルになって滑りそうな状態の場合、3Mスポンジ研磨剤(番手はFineくらい)で軽くこするとザラザラが復活します。ぬるま湯程度の温水ハンドソープも有効です。ガイドリングは頻繁にラインブレイクするならヒビなどのチェックを!
エギ
丸1日真水に漬け置きして、ぬるいお湯で流水しながら歯磨きで洗浄します。この時にカンナのひらき具合のチェックや、錆落としをするといいです。
ギャフ
放っておくとたまに開かなくなってしまったりするので、歯ブラシにクレンザーを付けて磨いて、できる限り錆を取り洗浄します。その後CRCなどをスプレーして開きの確認をしましょう。この時、ハリ先の曲がりなど確認し、曲がっていれば修正しておきます!
まとめ
いかがでしたか?今年は新型コロナウイルスの影響で里帰りを控える方も多いのではないでしょうか?もし時間を持て余すようなことがあれば、ぜひ実施してみてください。
<野中功二/TSURINEWS・WEBライター>