10月末を境に一時は釣れなくなってしまった神奈川県の大磯~平塚海岸のシロギスだが、11月第2週から突然の絶好調モードに突入。連日1束の釣果を出している。しかも、ヒネギスが交じるらしい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎)
平塚海岸で投げキス釣り
11月14日(月)は、前日午後からの低気圧通過で南風が吹き荒れ、海はシケ。それでも、北風に変わるとの予報なので、午後から釣行した。
向かった先は、シケのときでも消波ブロック堤が波を遮ってくれる平塚海岸のビーチパーク下。12時すぎに到着すると、少し波はあるが釣りはできそうなので、消波ブロック堤の東端に入る。
ポイント図(撮影:週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎)
第1投を2色に投入すると、ゴツゴツと嫌なアタリが連続。巻き上げるとハリが3本ない。フグの仕業だろう。
20cm級ヒネギス3連発
手前はウネリの影響があると思い、4色に投入する。探り始めて3色に入ったところで、プルプルとピンギスのアタリ。巻き上げると、10cm前後の2連。やはり、ウネリの影響でポイントが少し遠くなっているようだ。
3投目は、3色でいきなり竿先を引ったくられる大きなアタリで、20cmのヒネギス。この時期の同魚は、釣れたポイントに固まっていることが多い。同ポイントに投入すると、3連発となった。
だが、その後は竿先を大きく引っ張るアタリはあるものの、なぜか掛からない。ヒネギスの回遊は終了したのか、アタリはなくなってしまった。
40cm級ヒラメの姿も
それからはピンギスだけになってしまったが、投入のたびに2連、単発で釣れ続けた。そんなとき、隣の釣り人が砂浜を行ったり来たりのやりとりを始め、波打ち際から40cm級ヒラメが上がってきた。嬉しいゲストだ。
14時を回ると、食いがひと段落。ここで釣り座を消波ブロック堤の中に移動。だが、こちらでもピンギスとフグしか釣れず、15時に終了。
釣果は20cm前後キスが3尾とハリを飲んでしまったピンギスが9尾。ほかにリリースしたピンギス10尾くらいと、短時間にしては上出来だった。
<週刊つりニュース中部版APC・諸伏健一郎/TSURINEWS編>
平塚海岸