10月29日(土)、南房乙浜の有希丸さんに、アカハタ狙いのロックフィッシュゲームに出かけました。大きくて明確なアタリに強い引き込み、そして水面に現れるオレンジの魚体は息を飲む美しさ。私の大好きな釣りのひとつです。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 白井亜実)
ワームで28cm良型アカハタ
風が強かったので、重めの45gでシャクって誘いを入れると、2回目の着底が確認しにくいほど流れが速いことを確認。序盤は少し根掛かりに悩まされました。それでも、着底させてすぐに底を切り、誘いは船の動きに任せてワームを泳がせ、こまめに底を取り直す作業を繰り返すことで、根掛かりを減らすことに成功。
アカハタに仕掛けを見つけてもらう確率を上げるため、波動の強い魚系で5と大きいサイズのワームをセレクト。すると、竿ごと持っていかれるような激しいアタリ。乗せるようにアワせると、竿が勢いよく絞り込まれます。「この強い引きはアカハタに違いない」。突然訪れるドキッとするようなバイトも、この釣りの魅力です。やがてオレンジ色の美しい魚体がゆっくり浮上。28cmほどの鮮やかなアカハタ。
型揃いでアカハタもツ抜け
ほかのメンバーも竿が曲がり、ポツポツとアカハタが取り込まれます。「今日は型が揃っているね~」と船長も嬉しそうです。冷凍エビでチャレンジしていた胴の間のアヤさん、大ドモの古賀さんも順調にヒット。
私が6尾目を追加したところで「ワームのほうが、良型が揃っている」と私のバケツをのぞいたアヤさんがポツリ。確かに、この日は大きめのワームを使用していたためか、釣れるのは25~30cmを超える良型ばかり。アタリの数はエサのほうが多いかもしれませんが、ワームのほうが大型が食ってくる確率が高いようです。
魚の活性が高く、私は久しぶりにツ抜け。同じく大きめのワームを使用していたミヨシの田辺さん、米原さんも良型が揃い、皆さん大満足の釣果となりました!
高級魚のアカハタは、釣り味はもちろん、本当に美味。酒蒸しやアクアパッツァ、出汁でしゃぶしゃぶなど、とっても美味しくいただくことができました。
<週刊つりニュース関東版 白井亜実/TSURINEWS編>