前回もサビキ仕掛けで狙ったアジの釣果がよかった千葉県南房総市・千倉港へ再釣行してきたのでレポートする。当日は、アジの回遊に合わせて断続的にアタリ頻発、一時は入れ食いもあり25.5cm頭に58尾の釣果となった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)
トリックサビキでアジ釣り
11月5日(土)千葉県南房総市・千倉港へ、週末の混雑を考慮して少し早めの3時ごろに到着すると、予想外に誰もいない。北東風が強く寒いので、風が避けられる方面に車を停めてトリックサビキ仕掛けを準備する。
今回は、アミエビ2kgとアジパワーを混ぜたお手軽仕掛け。夜明け前なので、ヘッドライトを頼りに仕掛けを前後させ、ハリにアミエビを引っ掛ける。準備ができたらコマセカゴにコマセを詰め込んで開始。
海底付近に狙いを定めて始めるが、暗い間はアタリがまったくない。外にいると寒いので、仕掛けを投入して車中で待機。5時を過ぎて薄明るくなってくると、地元の釣り人が次々とやってきて、釣り場が賑やかになる。
アタリ頻発入れ食いも
6時ごろになってもアタリがないので「今日はダメかも」とあきらめかけたとき、竿掛けにセットしてあった竿が勢いよく絞り込まれた。慌てて上げると、良型アジの3点掛け。周囲で楽しんでいる地元釣り人にもヒットしている。
コマセを撒くため、手返しよく仕掛けを振り込む。群れが通るタイミングでアタリが頻発し、一時は入れ食いに。2本出している竿に次々とアタリがある。
しかし、群れが通り過ぎるとアタリがなくなり、暇な時間が続く。20分ほどアタリがなく、撤収を考え始めたころ、再びアタリが復活して入れ食いに。途中でサバやコノシロも交じり、強い引きを楽しんだ。
最終釣果
アジやサバが十分にキープできたので、9時に納竿。アジは58尾で、最大25.5cm。そのほかサバが10尾で、コノシロは2尾だった。
千倉港は駐車スペースから近く、人気の釣り場。これからの時期はアジやイワシが狙えるので、家族で楽しむのにオススメだ。人気釣り場なので、お互いにマナーを守って適度な距離感を保ち、ゴミや汚れは残さずに楽しみたい。
<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>
千倉港