今秋の清水港はアジが好調。サビキでもアジングでも好釣果があがっているようです。20cm以上のサイズ中心に2桁釣果となったアジング釣行をお届けしましょう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)
清水港でアジング釣行
今秋の清水港はアジが好調で、サビキ釣りとアジングのどちらでも釣果が出ています。日によってムラがあるものの、いいタイミングに当たれば入れ食い状態。他のターゲットが不発でもアジだけは釣れるような状況です。
サイズは様々で、小さいものでは15cmほどの小アジサイズ、大きめの魚は25cm前後と、群れによってサイズが変わるようです。釣れているアジはどれも脂が乗って美味しい魚が多く、大きめは刺し身やタタキに、小さめのものは南蛮漬けなど様々な調理方法で食味を楽しめます。これから寒くなるにつれてさらに脂を溜め込んだアジは絶品です。
夕マヅメにエントリー
今回の釣行は平日の夕マヅメにふらっと清水港へ。今秋はここまでアジングでボウズ無しと絶好調、行けば釣れるような釣れっぷりです。いい時はあっという間に30匹を超える日もあり、好調を物語っています。
日が落ちて薄暗くなる17時過ぎにエントリー。常夜灯絡みのポイントをランガンしながら狙います。釣れている分アングラーも多いため、早めに動くのがオススメです。群れが多い時には夕マヅメから釣れ始めることもあるので、明るい時間から動くのも損ではありません。
コハクチョウに癒される
タックルを準備していると何処からかコハクチョウが近寄ってきました。ここ数年、秋になると越冬のために渡ってくる人気者です。エサをもらえると思ったのか足元まで寄ってきて居座ってしまいました。これではキャストする訳にもいかず、のんびりと構ってやることに。しばらくすると満足したのか去って行きました。釣りをしているとこんな癒やし系のハプニング?も起きたりします。
使用タックル
ロッド:月下美人MX 511UL-S(旧モデル)
リール:ルビアスLT 2000S
ライン:エステル0.3号+フロロカーボン1号
ルアー:ジグヘッド1g~1.2g+2インチ前後のワーム
カウントでレンジ調整
狙うポイントは常夜灯の明暗部付近。この際、ジグヘッドが軽すぎると群れの位置まで届かないため、ウエイト選びは要注意です。まずは1.2gでスタート、日が完全に落ちきるまでは深めの15~20カウントを探ります。
日が完全に落ちて明暗部がはっきりしてくると、灯りの届かない暗い部分でヒット。15カウントでアタったことから、群れのレンジが上がって来たようです。レンジが上がればジグヘッドを1gに落として対応します。
ルアーローテで拾い釣り
しばらくすると、周囲にもアジ狙いのアングラーが続々とエントリーし始めて、魚がスレやすい状況になりました。アタリが減ってきたらすぐにルアーローテで目先をかえてやります。この日はクリア系とオレンジ系のワームが好調で、たまにグロー系も織り交ぜながらアタリを出していきます。
群れが移動すればこちらもランガンして群れを探すのがポイントです。調子よく釣果が出始めたと思いきやここで潮止まりの時間に差し掛かってアタリがピタリと止まります。再び潮が動き出すとアタリも復活しますが、潮止まりまでの活性には戻らず失速してしまいました。