例年、ほかの場所に先駆けてカレイが顔を見せる山口県岩国市の神代漁港。昨年は、10月7日に釣行して30cm級のダブルにありつけた。今年もクラブ員が9月24日に30cm級だが、今シーズン初カレイを釣り上げている。果たして投げ釣りの結果は?
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・小池勝)
神代漁港で投げカレイ釣り
10月12日、カレイ狙いで釣り場に到着。風は北から吹くが、仕掛けは左に流れるので比較的釣りやすい。サオ出しの午前6時からは、それこそハリを舐められたかのように、きれいにエサがなくなっている。「まぁこの時期はそんなもの、エサが残りだしてからが勝負!」と独り言を言いながら、巻いてはエサつけを繰り返す。
エサ残るとチャンス?
そんな時、巻き上げる途中でガツンとアタってエソが食いついてきた。ということはハリにエサが残りだした?と、これまでに増してひんぱんにエサのつけ替えに精をだす。
30cmマコガレイヒット
6時55分、強風の中でも分かるアタリが!巻き上げると待望のマコガレイでジャスト30cm!
その5分後、サオを手に取って少し引いたところ「コツコツククッ」といった手応えでカワハギ23cmがヒット。時合いは今だ!と張り切るが、その後は仕掛けが右側(大畠方向)に流れだし釣りづらい。おまけにはエサが残りはじめたのはいいが、ウミケムシが食ってくる。
風はますます強くなり、自撮り用のカメラ・三脚が倒れる始末で、たまらず9時すぎに納竿とした。
釣果のポイント
この日、エサは青ゴカイと本虫を用意した。本虫の方がエサ取りに強いからと、のんびり構えるのではなく、ひんぱんにエサの点検をする気持ちで釣る方がよい。
またサオの間隔を空けて釣ると、ついついエサのつけ替えがおっくうになるので、できればサオを1か所にまとめて釣ると、アタリも見やすいしエサの点検も楽。あまり遠投は必要ないので、軽いオモリで根掛かりを回避している。
<週刊つりニュース西部版APC・小池勝/TSURINEWS編>
神代漁港