10月も過ぎ、いよいよアジングが盛り上がってきた。福岡県北九州の漁港と地磯、二つのエリアでの釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
漁港周りでアジング釣行
10月27(木)は中潮で干潮が17時ごろ。この日は近場の漁港に様子見程度のつもりでふらっと立ち寄ってみた。21時ごろに釣り場にチェックイン。夕方ごろに最干潮のため、上潮のタイミングだ。
風がなくてアジング日和ではあるが、水面は特に生命感はないようだ。とりあえず1gジグヘッドに定番のアジワームでやってみると、すぐに釣れた。
ジグヘッドを軽くすると
水面から50cmくらいでうろうろしているらしい。その後も連チャンすると思いきや、ショートバイトが続く。そこでジグヘッドを1gから0.6gに落とすと、入れ掛かりになった。やる気はあるが吸い込みきれないようだ。
15分ほどでこれくらい。結構な数がいるようだが、アベレージが小さい。12~15cmが多い。1g以下の小バリジグヘッドを用意しておくといいだろう。
漁港での釣果
この日は1時間ほどで小アジ30匹と遊んで終了。恐らく北九州周辺のどの漁港でもそれなりに釣果は見込めるだろう。あまりにも湾奥の漁港や堤防は厳しいかもしれないが、外洋向きの漁港の常夜灯周りであれば手堅い。
メバルを求めて地磯に出向くも
10月31(月)は小潮で干潮が19時ごろ。この日はそろそろ釣れ出すんじゃないかと思って、メバル狙いで地磯に出向いた。水温はまだ20℃あたりか、メバルにはまだ少し温いだろう。
フロート仕掛けで遠投し広範囲を探ってみる。メバルのコン、と吸い込むようなアタリではなく、コツコツと突くようなアタリが頻発する。サオ先でチョンチョンと誘ってそのまま待つといいアタリが出た。
やはり、狙っている魚ではなかった。
地磯は良型主体
とはいえ先日の漁港で釣れていたアジよりだいぶサイズがいい。22~23cmがアベレージ。漁港と比べると数は出ないが、二回りほどサイズが違うのでこれはこれで楽しい。
この日はアジのみで、メバルに出会うことはなかった。メバル開幕にはまだもうすこし掛かりそうか。関門方面のボートではメバル釣果が出始めているようなので、もうじきだろう。
流れの効くエリアは良型チャンスか
漁港のような流れが一度滞留するようなエリアでは、まだアジのサイズが小ぶりなようだ。しかし、安定して狙いやすいので時間がない時は漁港周りの方が手堅いだろう。
良型狙いの場合はなるべく流れの効くエリアがオススメ。抽象的な書き方だが、流れの効くエリアにいる魚は常に移動しているので、どこで釣れるかはその日次第。ランガン前提の釣りになるので装備もなるべく身一つで動けるようにして臨むのがいい。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>
北九州エリア