たまには行こうと思いながら、もう10年以上も行っていない釣りがある。ハゼ釣りがそれだ。子供や初心者でもわりと簡単に釣れるので、昔から根強い人気がある。また、簡単な釣りだからこそ奥が深く面白い。1人あたりの予算も一日釣って、仕掛けやエサ代が¥1,000以下と財布に優しいのも嬉しい。
釣れないと真剣モードに?
上げ潮に乗って、ハゼがどんどん浅場に入ってきているようで入れ食い。
しかし、30分ほどでアタリが遠のいてしまう。こうなると、のんびりのつもりが、ついつい真剣モードに入ってしまう。
口を使わせるには?手返しを速くするには?と、次から次へと疑問が沸いてくる。着底と同時にアタリがあることが多いということは、つねに誘い続けることがいいのか?飲み込まれるのが一番手返しが悪いので、早アワセでフッキングさせる?など、試行錯誤しながら釣っていく。
試行錯誤で1時間で40尾
1時間で40尾近く釣っただろうか。ハゼ釣りの魅力にすっかりハマってしまった。サイズダウンしてきたので、場所を少し移動する。すると、6~8cm中心に10~12cmクラスが交じって釣れてくる。
ゲストには、小さなカレイやセイゴ、ダボハゼ。どこでも釣れるというわけではなく、投入点が2~3m違うだけでまったく釣れなかったり、入れ食いになったり。
釣れなくなると、誘いを入れてみる。エサを横に引いたり、上下に動かしたり試していると、食いつきがいいのはフォール中。ハゼは上から落ちてくるものに興味を示すことがこれで分かる。
この日、用意したのは万能エサの青イソメのみだったが、釣れないときはエサを変えるのも一手。赤虫や貝類、魚肉にも食ってくる。