10月11日、三重県四日市市のすばる丸に乗船して、サワラ狙いのキャスティングに行ってきた。ターゲットを仕留めて笑顔の人、船べりでのネットイン直前にバラしてしまい、悔しい思いをした人と明暗を分ける結果となったが、同行の釣友2人がサワラに青物をキャッチしたので、その模様をリポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)
ブリ級ワラサを手中
強い引きに応戦しようとロッドを立てて走りを止めようとするが、なかなか止められない。すかさず隣で釣りをしていた山川さんがフォローに入る。魚が走るときはロッドで耐え、走りが止まったときに一気にハンドルを巻くように手伝ってくれる。
山川さんのアドバイスを受けながら、少しずつ寄せてきた魚は見事な青物。ワラサかブリか、迷うサイズの大物が水面に浮いてきた。幾度となく突っ込まれながらも落ち着いて対処すると、観念した青物が上がってきた。すかさず待ち受けていた船長がネットイン。
「良かった~!」と大興奮のさやかさん。女性の細腕では持ち上がらないほどの大型で、無事に1匹を手にできたのだった。
最終釣果
船全体では1m近くのサワラや青物、マゴチなどが釣れて、秋のサワラキャスティングは大盛況となった。
ただ全員安打とはならず、ターゲットを仕留めて笑顔の人、船べりでのネットイン直前にバラしてしまい、悔しい思いをした人と明暗を分ける結果となった。
近年大人気のサワラキャスティングはまだまだ釣果が期待できそうだ。
<週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔/TSURINEWS編>