東京湾船カワハギ釣りで30.5cm頭に29尾 魚へのアプローチ角度が重要?

東京湾船カワハギ釣りで30.5cm頭に29尾 魚へのアプローチ角度が重要?

東京湾のカワハギ釣りのメインポイントのひとつ竹岡沖で、今シーズンの釣果が好調だ。同ポイントを狙う船は、トップで連日30尾前後をマーク。ここ数年のなかでも類を見ない好釣果となっている。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・田中義博)

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船釣り エサ釣り

弁天屋でカワハギ釣り

そんな折り、大会などで顔を合わせることはもちろん、プライベート釣行などでも親交のあるTSURINEWSのWEB版ライターを務める荒井良乃介くんから「一緒にカワハギ釣りに行きませんか?」との誘い。そこで10月12日(水)、金沢八景(瀬戸橋)の週刊つりニュース協定・弁天屋から実釣してきた。

東京湾船カワハギ釣りで30.5cm頭に29尾 魚へのアプローチ角度が重要?タックル図(作図:週刊つりニュース関東版 APC・田中義博)

舵を握るのは糟谷武彦船長。「今年の竹岡沖には各所にカワハギが着いていますね。潮の具合によってエサの追いに差はありますが、楽しめる状況だと思いますよ。今日も口の使い方を見て、いろいろなポイントを巡ってみましょう」と出船前に話してくれた。

「縦の釣り」と「横の釣り」

この日集まったのは14人。両舷7人ずつに分かれ、私たち2人は左舷トモから並んで釣り座を構えた。

ポイントに到着するまでは、荒井くんとのカワハギ談議。彼の釣りの組み立ては、基本的に縦の釣りからスタートするものの、潮流の加減やエサの追いのスピードを加味し、集器を使用した横の釣りにも移行するとのこと。

私は横の釣りが苦手なため、ベースとなるのが仕掛けを立てる縦の釣り。仕掛けのテンションを抜いたとしても脱着式の中オモリを打つ程度なので、それぞれの釣りの組み立てのなかで魚の気配や活性の状況、アタリの出方の変化などの情報を共有していくこととなった。

1投目から本命顔見せ

約40分で竹岡沖に到着。海象は北寄りの風が7~8m。大潮の潮周りで干潮が正午前後。下げの潮が速いという状況。

「ここから始めていきましょう。水深は12m。オモリを置きっぱなしにしちゃうとオマツリしちゃうので気をつけてくださいね」とのアナウンスでスタート。

私と荒井くんは、船下からスタート。その1投目で荒井くんがアタリをとらえる。「素直に口を使ってくれましたよ。このアタリの出方が続くなら、ちょっと期待しちゃいますね」と15cm前後の本命をキャッチ。元気なうちに小型はリリース。

東京湾船カワハギ釣りで30.5cm頭に29尾 魚へのアプローチ角度が重要?誘いが合えば上アゴにハリ掛かり(提供:週刊つりニュース関東版 APC・田中義博)

エサを付け替えて再投入すると、再びアタリを出していたものの、これはハリ掛かりせず。「あれっ、もう機嫌を損ねちゃいましたかね?」と言うと、すぐに仕掛けにひと工夫。仕掛け上部に1.5号の中オモリを装着して仕掛けの傾きをコントロールし、魚を下に向かせてエサを追わせることで次のアタリへと導いていった。

アプローチの方向が重要?

ポンポンと荒井くんがアタリを出すなか、私は蚊帳の外。同じように攻めているつもりでも、アタリが出せない。だが、その理由がすぐにわかった。潮流に対しての仕掛けの立て方が荒井くんとは異なっていたのだ。また、海中でのハリスの漂い方も違っていたため、魚に対するアプローチの方向がズレていた。その角度を修正し、誘いに対して付けエサがダイレクトに動く方向に合わせると、アタリが出るようになった。

しっかりと誘いの動きで付けエサを魚に見せて、食わせの間も10秒前後とやや長めに。ハリ先を擦るような前アタリが出たら、仕掛けの重さを竿先へと乗せるように聞き上げていくと、首を振る強いアタリに。

このパターンで私が3尾釣った時点で、荒井くんはツ抜け。トーナメンターらしい隙のなさで数を伸ばしていた。

東京湾船カワハギ釣りで30.5cm頭に29尾 魚へのアプローチ角度が重要?26cm良型ヒット(提供:週刊つりニュース関東版 APC・田中義博)

しかし、船を流し変えるとパターンも変わるのが、カワハギ釣りの面白いところ。次の流しでは、キャストも多様。オモリからの感触を頼りにツブ根を探し、居着いているカワハギを的確にキャッチしていった。

水深15~17mの流しでは、このパターンがハマってペースアップ。11時半の時点で私が10尾、荒井君が13尾。

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