今年の秋は深まりが早いと思う。秋はコイの荒食いの季節。例年より早くアユ釣りを納竿し、9月29日と10月3日にコイ狙いで長良川に釣行。早速コイをゲットしたのでレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)
長良川でコイ釣り
9月29日、この日は仕事の合間に1時間サオを出した。場所は郡上大和の杉ケ瀬の下流の大淵。
数日前から真ゴイ、色コイと多数確認していた場所だ。通常は右岸からサオを出すが、右岸にはツンツン釣り(アユの引っ掛け釣り)の人がいて空いている場所がないので左岸からサオを出した。
ノベザオ一本で挑む
サオはノベザオ。シマノのボーダレスP720―T。最強のノベザオと呼ばれており、かなりの大物でも対応可能だ。水中イトはフロロカーボンライン3号通し、ハリはがまかつ改良ソイ16号、エサはサツマイモの角イモ。手作りだ。オモリは4Bの3~4個付けで釣っていく。
釣り方は基本見釣り、目視でコイを確認し、コイの口元に角イモを持っていく感じ。アワセも目視で行い、エサを吸い込んだ瞬間にアワセを入れる。しかし簡単には釣れてこない。エサに興味を示すが食うまでは至らない。
体高ある重量級75cm浮上
それでも何度も何度もコイの目の前にエサを打ち込むと、水中のコイが反転した。食った!サオが根元まで曲がり、イト鳴りが止まらない。かなりの重量感だ。まずはコイに空気を吸わせて弱らせることが肝心だ。
何度も空気を吸わせて大分弱ってきたが、重量感があるため寄ってこない。どうしたものか。近くに寄ればコイは危険を察知して距離を取る。寄せようにも寄ってこない。仕方なくついて下り浅場に寄せた。ここまでこれば安心。浅場で動きが鈍ったところでタモ入れに成功した。
体高があり丸々肥えていた。長さは75cmだったが、重量感は80cmオーバーに匹敵する。