アカハタ狙いで、ポイントは合っていてもなかなか釣れない経験をした人も多いのでは。そこで今回はアカハタからの活性が低いときに試したいことを紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)
人気上昇中のアカハタゲーム
近年ルアーでアカハタを狙うアカハタゲームが各地で人気上昇中だ。各メーカーからも数多くのルアーが販売されていて、賑わいを見せる。そんなアカハタゲームだが、数釣りを楽しめることが多い一方、なかなか反応がないこともある。そのような日に出くわしたときには、手をかえ品をかえ、さまざまな釣り方を試すことが必要だ。
激渋アカハタ攻略に効果的なこと3選
アカハタからなかなか反応がない……。そんなときに試したいことを3つ紹介する。
誘う速度
激渋のアカハタを攻略するには、ルアーを動かす速度が重要だ。特に激渋のときにはこのルアーを動かす速度で、釣果が倍にもそれ以上になることもある。試してほしいのがルアーをいつも以上にゆっくりと、丁寧に底を這わすこと。リアクションバイトを狙う釣り方もあるが、アカハタが低活性のときにはゆっくりと誘うほうが、反応がいい。
ときにはワームを底べったりに置き、5?10秒ほど待つ釣り方も効果的だ。この方法は根掛かりしやすいため、ラインテンションを張ったままにして、なるべく根掛かりを避けることが必要になる。
シンカーの重さ
シンカーの重さは、ギリギリ底が取れる軽めと、楽に底が取れる重めを使い分けることが重要。まずは底を取れるギリギリ重さのシンカーにかえてみてほしい。シンカーを軽くするとゆっくりとフォールするため、誘う速度が遅くなる。そのゆっくりとフォールする動きにアカハタが反応し、ルアーにヒットすることが多いと感じる。
軽いシンカーでも反応がないときには、より底をはわせやすい重さのシンカーにかえることも効果的。重めのシンカーを使用すると、底べったりにワームを置いておく誘いが行いやすい。重たいシンカーは底に置いても潮流で流されにくく、ラインを張っておくと根掛かりをある程度避けられる。
ワームの選び方
アカハタからのアタリがあるのか、ないのかでワームを選ぶことが重要だ。アカハタのアタリがあってもなかなかヒットしないときには、より食い込みやすい小さめの2~3inchを使用するといい。
一方、アタリが全然ないときには広範囲にアピールできる大きめのワームを使用してみよう。大きめのワームを使用するとフッキング率が悪くなるデメリットがある。そのため、大きめのワームを使用するときには、アタリが出てから少し待ち、ロッドに重みが伝わってきたらアワせるようにしよう。
渋い状況も楽しもう
アカハタがなかなか釣れない渋いときには、テクニックが釣果を左右する。テクニックさえ身につければ、低活性のときでもある程度数釣りを楽しめるだろう。簡単に釣れる状況はもちろん楽しいが、なかなか釣れないときには攻略する楽しさがある。渋い状況も楽しんで、人気ターゲットのアカハタを狙ってみよう。
<山下洋太/TSURINEWSライター>