三重のサーフでのキス投げ釣りで本命108匹 波がある方が良型率高し?

三重のサーフでのキス投げ釣りで本命108匹 波がある方が良型率高し?

小型が多く数も日によりムラが出ているらしいが、釣れないわけではなさそうなので、9月11日は三重県津市の香良洲海岸へ釣行した。釣果は20.5cm頭に108匹。3ケタの目標を達成することができて満足した釣行の模様をリポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)

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海釣り 投釣り

香良洲海岸で投げキス釣り

9月に入り暑さがやわらいでくると、落ちギスシーズンが気になり始める。今年は天候が不安定だったことから、どのような状況で始まるか見当がつかない。台風で砂浜の状態が一変してしまうため、大きな台風が発生しないことを願いたい。

私が住む三重県では、9月に入りキスの釣果にばらつきが出てきたようだ。昨年のこの時期は爆釣モードに突入していたが、今年は少し変化があるようだ。

小型が多く、数も日によりムラが出ているらしいが釣れないわけではなさそうなので、9月11日は三重県津市の香良洲海岸へ釣行した。大潮で、満潮は午前4時40分、干潮が午前11時35分なので、引き潮の時間帯を釣ることになる。

三重のサーフでのキス投げ釣りで本命108匹 波がある方が良型率高し?水温が下がればサイズアップ期待の香良洲海岸(提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)

1投目から2色でキス6連

午前5時ごろ現地に到着。釣り座は、いつもの松林から300mほど南に行った辺りだ。すでにに友達は到着しており、朝のあいさつをしながら準備する。潮が満ちていてキャストしにくいため、8本バリでスタートすることにした。

エサを付け、1投目は4色半(1色は25m)へ投入。オモリの着水を確認し、仕掛けが絡まないよう早めにイトフケを取って探り始める。ゆっくり小刻みな探りを繰り返すがアタリが出ない。

2色の中に差し掛かったところでキスのアタリが出た。連掛けを狙うと、追い食いするような勢いではないがアタリが単発でサオ先に伝わってきた。

0.5色ほど残して仕掛けを回収すると、キスが6連で掛かってきた。少し型が小さいが、幸先は良さそうだ。

三重のサーフでのキス投げ釣りで本命108匹 波がある方が良型率高し?当日の仕掛け(作図:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)

小型主体も近距離で連発

2投目も4色半へ投入。同じように探ると、3色のイトが終わるころにアタリが出た。どうやらキスは手前にきているようだ。

連掛けを狙うと、断続的にアタリは出たが、群れが小さいのか追い食いしないのか分からないが、出る間隔が長い。波打ち際まで探って回収すると4匹掛かってきた。思っていたより魚影は薄い気がする。

その後は1.5色から手前でアタリが出ることが多くなった。型は小さめだが、距離が近いのでキスのブルブル感がダイレクトに伝わる。物足りなさが残るため場所を移動してキスを探したいが、人が多いのでしばらくこの場所で続けた。

やがて潮が引き始めてキャストしやすくなったため友達が6色ラインまで投入したが、素バリだった。やはりキスは手前にしかいないようだ。

掛かってくるキスは温かいので、水温が高すぎて酸素濃度が薄くなっているのかもしれない。波打ち際に近い方が酸素が多いからか、2色から手前でキスが5連前後で掛かることが多くなった。

風で波が立つとサイズアップ

潮が引いてくると、少し東からの風が吹き始めた。今までべたナギだったので、恵の風に思える。この浜は東寄りの風が吹くと波が立ってサイズアップが望める。大勢いた釣り師も少なくなり、入りたい場所に移動できた。

移動後の1投目は5色へ投入。沖にいい波が立っていたので前々から気になっていた場所だ。4.5色に入った所でキスのアタリ。居場所を探しながら仕掛けを引いていると、アタリが出ない距離があるようだ。

2色ほど残して回収すると、キスが7匹掛かってきた。思っていた通り、魚影は濃い気がする。2投目も5色へ投入して6連。風が出てきてサイズも少し大きくなったようだ。

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