釣行回数のわりに、私は魚をあまりお持ち帰りしません。ルアーフィッシングはゲームなので、リリースが原則です。けれど今回は2年ぶりにタチウオが釣れたので調理してみることにしました。指3本級が6尾。そのボリュームと、ささやかな調理術をお伝えします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
味の決め手は「守(も)り」
料理下手が何を言う、と自分でも思いますが、釣魚の味の決め手は何かといえば、間違いなく「守り」です。料理人の言葉で「もり」と言います。
特に血抜きとワタの処理が大事です。別の記事でも述べますが、サバ科のような血が出やすい魚は、しっかり血抜きして、血合いまで取ることが大事です。「守り」ができてこその味わいです。釣りで疲れても、ここまで頑張りましょう。
乱獲厳禁 持って帰る分だけ
今回は6尾とまあまあ釣れたのですが、さすがにこれが10尾になってくると獲りすぎです。10なら4人家族でちょうどか、ちょっと多いくらいでしょう。どんな魚も食べる分だけ持ち帰り。他はリリースし、いろんな意味で命をおいしくありがたくいただきましょう。
<井上海生/TSURINEWSライター>