好調の泉南のタチウオワインド。3日前の大潮回りでは、夕マヅメから30分で8尾仕留めた。しかし幽霊魚とも言われるタチウオ。抜けていないか確かめるために、念押しで大潮後の中潮回りにエントリーした釣行をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
エギングが最高の時期か
この日はエギングがかなりよかったらしく、そこらからアングラーの「釣れた」という声が聞こえた。墨跡もあちこちにある。
私としては晩夏の新子エギングは、あまり積極的に狙いたいターゲットではない。2号エギくらいを使えば簡単に釣れるのだろうが、コロッケサイズを釣って持って帰ると、間違いなく秋シーズン以降のアタリが遠のく。個体数が目減りする。イカのサイズのリリース規定も、地域沿岸で設けてほしいところだ。
イカの活性が高いということは、タチウオにビビっていないということなので、イカ優勢の海なのだろう。実際、このあとアジングしてみると、イカのメインベイトであろうアジの活性が低くて苦労した。とはいえほぼアンダー10cmのアジ、そもそも釣りにくいのだが。
アンダー10を深追いすると時間が伸びる。10尾ではなく5尾釣って、この日は納竿した。
<井上海生/TSURINEWSライター>