新川でルアーシーバス釣行
現地に到着したのは、午後7時30分すぎだった。仕事帰りに手軽に釣行しようにも、タイミング的に雷や夕立が発生することがしばしばあり、安全第一でなかなか思うように行けなかったが、潮の具合と天候が安定している日を選んでの釣行となった。
当日のタックルは、ロッドが18ワールドシャウ2701FF、リールがツインパワーC3000、メインラインPE0.8号、リーダーがフロロカーボライン8lbだ。
ライズ発生
まずは清須市市役所周辺から探る。フィールドの水の色を見ると、雨による濁りの影響はない。チャンスはありそうだ。あくまで私の経験だが、雨の影響で白茶色に濁っているときは、好釣果に恵まれたことはない。ただ濁り始めや濁りが取れたタイミングは、期待が持てることが多い。
すると市役所より下流のストレート護岸の岸寄りで、シーバスらしきライズが出た。周辺は干潮時に確認してみると、護岸より1~2m先に土のうが並んでおり、水位があるとちょっとした地形変化になりそうな所だ。
ライズ撃ちで50cm超え浮上
この日の潮回りは、満潮が午後5時20分。少ないチャンスをモノにすべく、捕食しているベイトはハクやイナッコのようなので、ルアーは小型でも飛距離が出るシンキングペンシルのバスデイS.P.M55。カラーはクリアーラメだ。シンキングペンシルだ。
ライズが所々に移動するので、出た瞬間にキャストしてミディアムスピードのタダ巻きで探りを入れていくが、表層では反応はない。そんななかアップストリームにキャストし、着水後カウント2~3でリトリーブをすると、フッと触ったような小さなアタリの後に手元に魚の重みが乗った。
アワセを入れると、その場でいきなりのジャンプを見せる。ロッドの先を下に向けるが、パワーに押し切られてジャンプを繰り返される。すると今度はドラグを鳴らしながら下に潜り始めた。ルアーの掛かり方によっては底まで到達すると、土のうにフックが引っ掛かりかねないので、プレッシャーをかけながら魚をいなしていき、一瞬の隙をついてネットイン。50cmオーバーのシーバスに、思わずガッツポーズが出た。