ジギング船で勝手に落とし込み釣りを始めたら、船長に「こらっ 何をしてるんや」と叱られますが、自分の思うようにできるのがボート釣りの気ままさ。本日は3種の釣り方で釣果目標の達成ができました。特に青物釣りは、ベイトの状況で変化が出ることが結構あり、臨機応変な釣り方が功を奏すことがあります。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター丸山明)
落とし込みでハマチ連打
二見沖を目指すと、かなたの魚礁帯に数隻の船。どうやらイワシがいるようで、ラストチャンスを狙い、ボート釣りならではの身の軽い釣り方変更。こんなところでキャスティングもなく、落とし込み釣りです。
魚礁帯にイワシと青物、先行の船はまさに時合いで皆さんポンポンと釣り上げているので、仲間に入れてもらいます。魚探にはイワシの群れの強い反応です。
落とし込み仕掛けをタナに入れると、もうプルプルとイワシが食いつき、そのままタナを下げて待つと、絵に画いたような前アタリから本アタリで、一気に走ります。先ほどのハマチと同サイズ40cm台前半が食ってきますが、それを続けさまに3匹釣り、本日の目標5匹です。
66cmメジロ登場
もう1匹と欲で釣ると、今度は強引で走る走る、本日最長寸のメジロ66cmです。このまま釣ると理性を失い、とんでもない数になりそうなので、ここで沖上がりにします。ハマチ40cm台×5にメジロ66cmの6匹。朝はどうしようかと思いましたが、上々の釣果に恵まれました。落とし込み釣りの爆発的な威力で、わずか30分で、4匹です。時合いには、びっくりするような活性の高さの釣果になるので、おもしろいです。
エキサイティングなキャスティングも含めて、ひとり気ままなボート釣りだから、釣り方を3回変更しながら目標達成できました。こんなに都合よい落とし込み釣りも9月いっぱいと少々くらいでしょう。この時期は、落とし込みに専念しながらも、後ろにキャスティングロッドを用意しておくパターンです。
落とし込みが終わるとエサ釣りは、活きアジを持ってののませ釣りになり、ジギングのハイシーズンです。身軽なボート釣りのメリットを生かしての釣りです。
<丸山明/TSURINEWSライター>