大型を求めて日本海イカ釣行 シャクっては止めて誘い6連発も

大型を求めて日本海イカ釣行 シャクっては止めて誘い6連発も

日中の暑さを避けて楽しめるイカ釣りは、夏の人気ターゲット。特に山陰のシロイカ(ケンサキイカ)釣りは大型が釣れると人気だ。今回はそんな鳥取境港の第2第3光洋丸でイカ釣りに行ってきた。シャクっては止めて誘い6連発もあった釣りの模様をリポートする。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター濱堀秀規)

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濱堀秀規

徳島県在住の濱堀秀規(ハマちゃん)と申します。「地球は僕らの遊び場さ」と磯釣りや船釣りで1年どこかの海を駆け回っています。得意技はフラれる事、特にお魚に。釣り記事以外にも、徳島の農産物と食を題材に「浜ちゃんのうまいモノ絵日記」と題したコラムを10年以上毎月連載中。マルキユーフィールドスタッフ。1級小型船舶操縦士。

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夏の夜は大人の夜遊び

本格的なケンサキイカシーズン突入で、いつもの愛媛県宇和海沖もたくさんのケンサキイカ釣りの船が出船している。今年も8回のイカ釣りを計画してくれた釣友でリーダーの井上さんが、「今回は、愛媛だけでなく、日本海へも予約を入れたよ」とのこと「日本海が大きいけんな」と自信満々に伝えてくれた。

「はい、すべて行きますので、メンバーに加えてください」とお願いして、8月7日は、7月末に続いて2回目の日本海への釣行となった。

本格的な夏のケンサキイカシーズンは、遊漁船も多い。週末だけでなく平日でも、「こんなに船がおったんじゃな。釣り人もこんなにおったんじゃな」というくらいの人や船が、日本海に繰り出している。

今日も日曜日なのでイカ狙いの船がいっぱいである。大人の夏の夜遊びには、赤提灯や漁り火に引き寄せられる。今回は、赤提灯でなくて、漁り火に引き寄せられる大人の夜遊びである。

第2第3光洋丸で夜イカ釣り

リーダー井上さんによると、第2第3光洋丸は鳥取県境港から出船する。1便は6時発で12時に港着。2便は12時から、早朝6時ごろには港着の予定である。

行きに1時間半、帰りに2時間近くかかるので、6時間から3時間半を引くと実質の釣り時間は、3時間弱であり、短いと感じるが、こんなもんなのだろう。

がんばる船長

「1日2回も出船して、船長の体は大丈夫かな」と心配して船長に伺うと、夏場はこれ(遊漁)冬場は建設現場とのこと。雇われ船長は、小さいお子様のために、がんばるのである。

いやどうも、嫁さんが怖いらしく、あるエピソードを話してくれた。子供に車に隠していた「へそくり」が見つかってたかられ、おもちゃを買ってやったのに、嫁さんにバラされてとっちめられた話を面白おかしく話してくれたのである。気のいい雇われ船長であった。

冬場日本海は荒れるので、船が出ないらしいので、冬が本格的な釣りシーズンの太平洋側とは違うなあと感じた。

ファーストヒット

ポイント到着すると釣り開始、イカの反応はない。

その時、モーニングサービスでなく、夕方サービスで釣友の板東さんにアタリがあった。サオが曲がり、慎重に巻いていくと、狙いのケンサキイカである。が、その他の人にはまったくアタリがない。

そこで、私は船長と無駄話である。その話が先ほどの、世の中で一番怖いのが嫁さんと言うお話であった。まあどこも同じようなものでしょうね。

大型を求めて日本海イカ釣行 シャクっては止めて誘い6連発も釣友にファーストヒット(提供:TSURINEWSライター濱堀秀規)

連チャンで釣れだした

愛媛や日本海のイカ釣りで目覚めた下横さんは、順調に本命を釣り上げていく。磯釣りも、船釣りも、渓流釣りも、何をやっても上手にこなす三宅さんも、コンスタントに釣り上げていく。

大型を求めて日本海イカ釣行 シャクっては止めて誘い6連発も下横さんと良型(提供:TSURINEWSライター濱堀秀規)

お二人とも、「2桁いった」とのこと。私はたったの3杯。こりゃいかんと、シャクっては止めてイカを誘うと、6連続でスッテを抱いてきた。

大型を求めて日本海イカ釣行 シャクっては止めて誘い6連発も絶好調の三宅さん(提供:TSURINEWSライター濱堀秀規)

その後、釣友のくっさんと仕掛けが絡まり、仕掛けを全部交換すると、なぜかアタリが止まった。何でかわからないが、何かが違うのであろう。それがわからないので、修正の仕方がわからない。

大型を求めて日本海イカ釣行 シャクっては止めて誘い6連発も著者も本命を連発(提供:TSURINEWSライター濱堀秀規)

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