8月10日(水)、東京都江戸川区にある新左近川親水公園へハゼを狙って釣行した。この日はウキが見えなくなるまでハゼの引きを楽しみ、釣果は6~11cmマハゼ31尾。魚影濃厚で良型も交じり、秋の盛期へ向け手ごたえを感じた釣行の模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)
新左近川親水公園でハゼ釣り
8月10日(水)、東京都江戸川区にある新左近川親水公園でハゼと遊んだ。15時すぎ、中左近橋に到着。上げ潮で水位が高い。水色はよくゆっくりと流れている。橋下のゴロタ石に腰を降ろして釣り開始。
タックルは1.8mのノベ竿にミチイト0.8号を竿いっぱいに結び、ハリス0.4号5cm、ハリは秋田キツネ3号を結んだシモリ仕掛け。ウキは軸付きセル玉8mmをゴム管止めした下に中通しセル玉5mmを2個付け、板オモリですべてのウキがゆっくりと沈むように浮力を調整。
エサは「ハゼほたて(東京都限定のテスト販売中)」を使用。貝柱を縦に割り、ハリ先で繊維を引っかけるようにして2~3本ハリ付けする。ボイルホタテとそん色なく使用できることは、これまでの釣行で確認済みだ。
沖の石周り狙いスタート
沖の水中に見える石周りをポイントに選定。水深は60cm前後で、トップのウキが水面下5~10cmにあるようにウキ下を調整。石陰にゆっくりと仕掛けを降ろす。
魚がいればオモリが着底してすぐにウキが反応するはず。反応がないので竿先でオモリを持ち上げて前後、左右に誘いを入れる。
丹念に探り入れ食い
5分くらいするとナジんだウキがスーッと横に引かれた。少し間を置いて聞きアワせると、キュッと竿先が絞り込まれ、グイグイと沖に走る。竿でいなしたあとに静かに抜き上げると、11cmのアメ色が美しいマハゼが登場。
次投はウキがナジんだ直後に右にツッー、ツッーと引かれる。軽く竿を立ててアワせるとブルブルとした感触。小気味いい引きを楽しみながら静かに抜き上げると8cmの同魚。続けて石の周りを丹念に探ると7~11cmが6尾まで入れ食い。
足元の見えハゼ狙い
17時すぎ、夕日に足元が照らされると、水深30cm足らずのヘチの底に大小のハゼが群れているのが確認できる。そこでこの魚を狙ってみる。
エサを投入すると、エサを目がけていっせいに魚が群がってくる。すぐにウキが引かれたのでアワせるが掛からない。じっくり食わせようと少し間をおいてアワせるとクッ、クッときて7cmが小気味いい引きで顔を出す。