駿河湾のコマセ釣りで狙うカツオが上向いていると聞き、8月末に静岡土肥のとび島丸へ釣友の加藤さんと乗船した。キメジ混ざりのクーラーボックス満タン早上がりの大満足釣行となった。
キメジも顔見せ
私の右隣の二宮さんにもヒット。
二宮さんは
「東名高速を利用して約6時間かけて名古屋から来ました。いつもは御前崎沖のカツオを追いかけていますが、今年は黒潮蛇行の影響か、釣果がいまひとつなので遠征した」と言う。
魚を手にしてホッとした表情を浮かべていた。
私も連チャンで強い引きを堪能。
左舷トモ2番の森さん、胴の間の女性アングラーの桜井円(まどか)さんが連続でゲット。
さらに円さんのご主人に強烈なアタリ。サオをロッドキーパーに掛けたままリールを巻いて取り込んだのは、5kg超の丸々と太ったキメジだ。
桜井さん夫婦は今日がこの釣り初挑戦。貸しザオでのファイトだった。
オリジナル仕掛け
ここで、私が考案した仕掛けを試してみる。
ハリのチモトを長さ4cmのウレタンチューブで補強、そこへオキアミそっくりな疑似ワームをかぶせる。キメジやキハダによるハリス切れ防止と同時に、エサをボリュームアップさせる作戦だ。
半信半疑で釣り始めると、意外や意外、1投目に4キロクラスが掛かり、このあと圧巻の5連チャン。
食いは止まらず、キメジ交じりで全員が大型クーラー満タン。
午前10時半、早上がりとなった。釣果はトップ7匹。
<週刊つりニュース中部版 APC・間宮隆/TSURINEWS編>
▼この船について
とび島丸
エリア:西伊豆エリア
出船港:土肥港