アユ釣り終盤戦。9月になれば田んぼの稲穂はこうべを垂れ、朝晩は肌寒さを感じる。8月後半なれば各河川から大アユの吉報が聞かれると思う。アユは25cmを超えると別次元の釣りになる。27cmを超えたらもう格闘だ。また数釣りも最盛期を迎える。今回はホームの長良川と北陸の九頭竜川をベースに型狙い、数狙いの紹介をしたい。
TSURINEWS編集部
2018年9月23日
長良川おすすめタックル
数釣りタックル例サオは扱いやすい9m。早瀬抜クラスのサオが基本だと思う。
しかし9月後半になればアユのパワーは落ちてくるので、そのときはライトタックルでも十分対応可能だ。
長良川おすすめ水中イト
私は状況によって4種類のメタルラインを使い分けている。
通常は少し比重のあるメタコンポヘビー、泳がせメーンのときは比重の軽いメタコンポ、増水時や荒瀬狙いのときは比重が最も重いタングステンメタル。
サオ抜け狙いやシビアな状況では、単線メタルのハイパーエムステージを選択する。
長良川おすすめハリ
終盤は、早掛け系でもシワリ系でも軸が中軸のものがいいと思う。細軸だと掛かっても保持力が弱いのでバレる。太軸だと刺さりが遅い。
基本は4本イカリだが、バレるようなら3本イカリに替えるもの手だ。アタリが強烈でハリに乗らないときは、号数を大きくして対処したい。
最後に
アユシーズンは始まったかと思えば、すぐに終わってしまう。1年で数カ月しかできない釣り。ゆえに釣り人は熱くなる。
終盤数を釣って締めくくるか、夢の尺アユを求め各河川を走り回るか。
私は長良川、九頭竜川をメーンに型狙いで楽しむ予定だ。
数や大物どちらも楽しんでほしい！＜週刊つりニュース中部版 ／TSURINEWS編＞
この記事は『週刊つりニュース版』2018年8月31日号に掲載された記事を再編集したものになります。
