九州情報大学釣りクラブの私と4人の同船者で、響灘へ泳がせ釣りに行ってきた。太陽が容赦なく照り付ける真夏日ではあったが、船長が粘り強く熟知しているポイントを容赦なく攻めてくれて、結果好釣果に大満足の釣行となった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・竹石洋介)
ヒラメにアコウなど型揃い好捕
ポイントへ到着して第1投目に同船者のサオが強烈に引き込まれた。数分間、魚と格闘した後、堂々と海面から上がって来たのは90cmを超える立派なヒラマサだ。この日は大潮に加えて魚の活性も良いのではと思ったのだが、後が続かない。
アタリも遠のき油断していた時、私のサオが大きく曲がった。慌てず魚が活エサをのみ込むのを十分に待ってから、サオを真上に大きく振り上げてアワセを入れた。力強い引きを楽しみながら浮いてきたのは53cmのヒラメだった。同時にヒットした同船者には大きなアコウだ。
船長は粘り強く、熟知している響灘のポイントを容赦なく攻めてくれる。私は大型アコウを追加し、納竿間際に船中最大の特大タカバを釣ることができた。
今回は、エサとなるアジが思うように釣れなくて時間を多く要した。1人半角のオキアミを準備したが足りなかった。アジの活性が良いときはエサなしでも釣れるが、食い渋っている時はオキアミが絶対に必要となる。船長から事前の指示もあるが、多めにオキアミを持って行っても悪いことはないと思う。
熱中症対策を万全に
この日は真夏日で太陽は容赦なく照り付ける。命に係わる問題なので熱中症対策は万全に行いたい。船に乗る前に水分を十分に摂取すること。事前に水分を摂取することで、体内に水分が吸収されて熱中症の予防となる。
クーラーボックスの中には水とナトリウムが含まれているスポーツドリンクも持参してほしい。アルコールも熱中症になりやすいので注意。命あっての釣りということを忘れてはならないだろう。
今後の状況を船長に聞いてみたところ、落とし込みは盆すぎからエサが付きだし上向いていくだろうとのこと。落とし込みのシーズンまでは泳がせで青物やヒラメを狙う方が楽しいし、効率的とのことだった。
<週刊つりニュース西部版APC・竹石洋介/TSURINEWS編>
英光
出船場所:下関漁港