スイミングゲームをリードし続けてきた紀北町引本浦のエヌテックマリンでは、すでに好釣果が連発。気軽に遊べるレンタルボートでも、50cmを超すモンスターサイズのオオモンハタや40cm級のアカハタが次々と飛び出しており、今シーズンも期待できる状況だ。早速釣行してきたので、当日の模様をリポートする。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・橋本広基）
TSURINEWS編集部
2022年7月26日
まさかのワームで60cmマダイ
そして、もう大満足の釣行ではあったが、最後にドラマがまだ待っていた。この日もちょこっとサオを出しては、オオモンハタやアカハタを釣っていた中井船長だったが、やはり海を知り尽くした男のテクニックには、この日も驚かされた。
船長は序盤からアカハタ連発（提供：週刊つりニュース中部版APC・橋本広基）魚探にはびっしりと小魚の反応が映しだされ、それを追いかけるマダイの気配が感じられていた。すると、中井船長のロッドが大きく弧を描く。ゴンッゴンッと海底へと突っ込む引きは大型マダイの証。ワームをスリムタイプの赤系にチェンジし、タイラバをイメージしたアプローチでヒットさせたとのことだった。海面に姿を現したのは、狙い通りの60cmクラス。
60cm超えのきれいなマダイを仕留めた（提供：週刊つりニュース中部版APC・橋本広基）ワームでマダイ？と思われるかもしれないが、「フィッシュイーター全てがターゲット」。これがスイミングゲームのポテンシャルなのだ。そして、この日は納竿。まだまだ尾鷲湾の夏は始まったばかり、スイミングゲームはこれからが本番だ。
＜週刊つりニュース中部版APC・橋本広基／TSURINEWS編＞
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年7月15日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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