夏が近づくにつれて面白くなっていくシーバスゲーム。少し前にはなりますがにホームフィールドである三方五湖で釣行を行ってきましたのでその様子を紹介したいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター岡本侑樹)
三方五湖のシーバス釣り
三方五湖とは三方湖、水月湖、菅湖、日向湖、久々子湖の5つの湖の総称です。また、海に繋がっているため、それぞれの湖にシーバスも数多く入ってきます。
シチュエーションも干潟や護岸、河川などバラエティに富んでおり、水質もエリアによりクリアからマッディーまで様々です。ベイトの種類も多種多様ですが、メインは2種類でイナっこ(ボラの稚魚)とサヨリです。
当日の作戦とタックル
釣行日は5月28日。時間は14時~18時。天候は晴れ後曇り。今回セレクトしたエリアは垂直護岸が続く水深1mほどの場所で、岸際の水中には敷石やテトラ、少し沖には鉄柱が立っており、居着きシーバスが多くいるエリアです。
着いた段階では、水質は比較的クリアでベイトは3cmほどのボラの稚魚がちらほら見えている状態で、ボイルやベイトが追われている様子は確認できませんでした。そこで立てた作戦は、夕マヅメに新しいベイトの供給とそれにつく回遊の魚が入ってくるまでは居着きの魚狙いに絞ろうと考えました。
用意したタックル
ロッド:バンタム274m+
リール:ヴァンキッシュc3000
ライン:PEライン0.6号+ナイロンライン12lb
岸際のストラクチャーから飛び出してきてバイトすることが非常に多いため、飛距離よりも取り回しを重視してバスロッドをセレクトしました。
岸壁狙いで本命2本
最初は岸際のストラクチャーに潜む魚狙いでソウルシャッド58spの速巻きで探っていきます。アクションは基本的に速巻きで、ストラクチャーの上をタイトに攻めるイメージです。
ベイトのサイズ感ともマッチしていたので答えは早く、早々に一本キャッチ。その後、少しローライトになってきてアピール力が欲しくなったのでボディが少し太身のDビルシャッドにルアーチェンジするともう一本絞り出すことに成功しました。
ルアーチェンジで64cm追加
夕マヅメに向かうにつれて、岸際にベイトの数が増え、ボラの稚魚以外にもサヨリが出てきました。そこでサヨリについて入ってきた魚を狙うためにルアーのサイズ感を変えることにしました。ここでチョイスしたのはVJ16。サヨリの群れを速巻きで散らすイメージで速巻きしていきます。
すると答えは早く3投目で64cmのコンディション抜群の個体をキャッチすることができました。