眩しい季節がやってきます。夏。キラキラと輝くメタルジグを投げて、サバやアジを狙いましょう。5~20gのメタルジグを投げる、スーパーライトショアジギングを解説します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
シーバスの壁パターン
これも湾奥エリアではよくあることなのですが、SLSJの延長で、堤防際をファストリトリーブしてみてください。マヅメの岸ジギパターンで、シーバスが飛びついてきます。また壁際までベイトフィッシュを追い詰めて捕食している青物が食うこともあります。
特にシーバスは岸ジギがパターン化できる釣り物です。私も経験値は未熟ですが、ジャークするのでなく、ただ巻きの方が効くような気がします。ただ、岸ジギのシーバスでややこしいのは、ただでさえバラしやすいこの魚、ジグで掛けるともっとバラしやすいのです。というのも、メタルジグは重みがあるので、エラ洗いされたときに、遠心力でルアーが吹き飛んでしまうんですよね……。そこをかわせれば釣りきれるはずです。
着底してもロストしない場所を探そう
SLSJ入門には、タックルを揃えるのもそうですが、筆者は「場所探しが命」だと思っています。ハリ数の多いメタルジグで底を取る釣りなので、根が粗い場所だとロストが頻発して泣くことになり、続けられません。とにもかくにも、ロストしない場所をまず探して、そこを中心に釣りましょう。漁業関係者の迷惑にならないようならば、ミオ筋(漁船が出入りする筋)は、一般に水深が深く、海底が砂地で、やりやすい印象です。
アクションはワンピッチワンジャーク、またはただ巻きです。大げさなアクションは軽いメタルジグではやりにくいので、この2つを基本に、スピードをかえて釣ってみましょう。
<井上海生/TSURINEWSライター>