普段釣りをしないという人でもザリガニ釣りは子供の時にしたことが……なんていう人も多いはずだ。そんなザリガニを狙った釣行と釣った後の活用法を併せて紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター永井航)
ザリガニ釣りのタックルとエサ
まずはザリガニ釣りのタックルだが、そこらへんに落ちている棒でも大丈夫なため、折れさえしなければなんでもあり。長さは場所にもよるが1mもあれば事足りるだろう。ザリガニのエサは定番のスルメや竹輪、魚肉ソーセージなどがあるが、このエサだから抜群に釣れるというのはあまりないため家にあった物で問題ない。
人間が食べるものでOK
ザリガニ釣りのエサ選びでの私のオススメエサは余った時に自分が食べたい物だ(大抵余るのがオチ)。スルメや貝ひもなら硬さもあるため1つでエサ持ちも日持ちもするので、釣りにも人間も嬉しい一石二鳥となるだろう。最初に小枝や虫で釣り上げて、釣れたザリガニをエサにするのもいいだろう。
仕掛け
今回は私が好きな貝ひもをエサにすることに。貝ひもを食べザリガニの気分を味わいつつ?の釣りだ。タックルはアジングタックル。糸だけは細いと地面との擦れやザリガニの口、ハサミで切れてしまうこともあるので先糸としてナイロン5号を15cmほどつけた。
夕方に釣行
日暮れの少し前にポイントにつき、しばらく探索がてらウロウロしているとザリガニを発見。1匹いると周囲にも他の個体がいることも多い。またザリガニは夜行性のためヤル気があるなら明け方や夜間でもいいのだが、手頃なのは夕方だろう。日中でも釣れることは言うまでもない。
30分で5匹
見つけた1匹にエサを落とし食わせている間も周囲に他のザリガニがいないか探してほしい。1匹目のザリガニを釣り上げる頃には匂いに釣られたか起床したのか数匹のザリガニが顔を覗かせはじめた。
もちろんエサの貝ひもへの食い付きも抜群。同時には釣れなかったが2匹のザリガニが同時にエサを齧る始末。ポンポンと5匹釣り上げたところで周囲が暗くなってしまった。30分ほどの時間での釣行だったため、まずまずといったところだ。