海釣り入門にかかるお金は？必要な道具＆初心者向け3つの釣り方

海釣りをはじめたいと思ってもどんな道具を揃えればいいかわからない。そんな方に向けて今回は海釣りで最初に揃える道具とその値段を紹介します。また、初心者が身近な堤防で楽しめる3つの釣り方も解説していきます。

（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版編集部）

TSURINEWS編集部

2022年6月8日

堤防釣り海釣り

チョイ投げ釣りでキスやハゼ

キスやハゼなど底に棲む魚も狙いやすいです。チョイ投げ釣りでは、多彩な魚が顔を出してくれるので、何が釣れるか分からない楽しみもあります。

チョイ投げでのキスも狙いやすいターゲット（提供：週刊つりニュース中部版編集部）

キスがメインなら釣り場は砂地の堤防や砂浜など。人がいない海水浴場の端っこなどでも狙えます。河口付近であれば同じような仕掛けでハゼも簡単に狙うことが可能です。

チョイ投げ釣りの時期

夏～秋といった水温が高い時期が、キスやハゼといった魚が浅場から狙いやすくハイシーズンです。冬や春は少し難易度が上がりますが、水深の深い釣り場を狙うと釣果を得やすくなります。

チョイ投げ釣りの仕掛け

15cmほどの片天秤と6～12号ぐらいのオモリを用意しましょう。天秤に付ける仕掛けはキス専用のちょい投げ仕掛け。竿が短い場合は船やボート用のキス仕掛けを買うと、全長が短めに作られているので扱いやすいです。他にはハゼ用のブッコミ仕掛けなどでもOKです。

チョイ投げ用のテンビン（提供：TSURINEWS関西編集部松村）

ハリの号数は夏場の小型中心の時期であれば4～6号程度の小針、大型が釣れるときは7～8号ぐらいを使うといいです。最近では天秤、オモリ、仕掛けがセットになったものも売られています。

チョイ投げ釣りのエサ

キスやハゼのエサはイシゴカイか細めのアオイソメ。1パック買えば半日は十分に遊べます。付け方はイソメの身体が針の軸にまっすぐに通るように頭から刺します。垂らし（針先の余る部分）は1cmぐらいに短くしましょう。

ムシエサが苦手な人はバイオワームがおすすめ（提供：週刊つりニュース中部版編集部）

また、ゴカイ類が苦手という人には、パワーイソメやミニイソメなどのバイオワームがお勧めです。エサ取りに強いので、本物以上の結果を出すこともあります。

チョイ投げの釣り方

エサを刺してキャストしたら、仕掛けを底に沈めます。オモリが底に着いたらすぐに2～3回リールを巻いて仕掛けを底で一直線にしましょう。これでテンビンに仕掛けが絡むのを防げます。その後はゆっくり底を引きずりながら、時々止めてアタリを待ちます。アタリがあっても即アワセはNGで、食い込むまで待ち、時には少し穂先を送り込むぐらいの気持ちを持ちましょう。