海釣りをはじめたいと思ってもどんな道具を揃えればいいかわからない。そんな方に向けて今回は海釣りで最初に揃える道具とその値段を紹介します。また、初心者が身近な堤防で楽しめる3つの釣り方も解説していきます。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
ブラクリ釣りは美味しい根魚が狙える
カサゴやハタなどの根魚も比較的簡単に狙えるターゲットです。ブラクリ釣りでは各堤防にあるテトラや堤防際の敷石などを狙います。カサゴを中心に、地域によってソイやアカハタ、キジハタなど美味しい高級魚が狙えるのが魅力です。
ブラクリ釣りの時期
根魚は一年中釣ることができ、多くの魚が狙いにくくなる冬でも狙えるのが魅力です。
ブラクリ釣りの仕掛け
竿は汎用竿でも可能ですが、釣り場によっては短い穴釣り用の竿があるとやりやすいです。仕掛けはいたってシンプルなハリとオモリが一体化したブラクリと呼ばれる仕掛けを使います。
このブラクリをミチイトの先に結ぶだけでOK。非常にセッティングが簡単な釣りです。
ブラクリ釣りのエサ
オキアミやイカや魚の切り身、ゴカイ類などを使います。イカや魚の切り身は余ったら再冷凍してまた使えるのでオススメです。
ブラクリ釣りの釣り方
根魚狙いでは、テトラの穴釣りが最も高確率ですが、テトラに登るのは足場が悪く危険なのでお勧めできません。堤防から狙える範囲のテトラの間や堤防際に仕掛けを落として探っていきましょう。釣り場は堤防だけでなく干潮時にも干上がらないようなゴロタ場も面白いです。石の間にブラクリを落としていくと根魚が釣れます。ゴロタ場は足元が滑ることが多いのでスパイクシューズなどを用意していきましょう。
昼間でも十分釣果は望めますが、夕方から夜にかけてが圧倒的にアタリが多く、釣れるサイズも上がります。ただし夜の釣りは昼の釣り以上に危険がいっぱい。ライトを用意し、安全面には十分に配慮して楽しみましょう。