琵琶湖の宝石と呼ばれ姿、食味とも美しいビワマスは初夏が最盛期。5月11日、本格シーズン突入を迎えたレイクトローリングによるビワマスゲームを取材した。
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ルアーローテで連発
このあと、一度連発は落ち着いたが、藤本キャプテンはもう一度ポイントを航過させたあと、手を変えるべくルアーを小シルエットのものに交換。同じ層をトレースすると、このルアーローテーションが奏功し、再び連発となった。
午後には50cmUP3連打も
ここで、見事な捕り物劇を演じたのが上野さん。午後の時合いで50cmアップの大型をなんと3連打で追加した。
このあと、リリースサイズのヒットも交えながら船は30匹以上のビワマスをキャッチ。ラストに伊藤さんが45cm超の良型を手にし、当日の釣りを締めくくった。
ビワマスシーズンと食味
ビワマスの最盛期は初夏と初秋。昨年は超大型の60cmアップがこの時期にたびたびキャッチされている。今季はすでに70cmを超えるモンスターも出ており、一層期待ができそうだ。
なお、銀鱗に包まれた美しいビワマスだが、その食味は秀逸。淡水魚特有のコケや泥の匂いは一切なく、超高級なトロサーモンを、脂の旨味を残したままクリアに洗練させたような味。このため、「淡水魚で一番美味」と評する人もいるほどだ。
乗船料だけで楽しめる
また、おだやかな湖上が釣りの舞台となるので、船酔いしやすい人や、足腰の弱った人でも不安なく楽しめる。タックルもルアー一個からすべて船に用意されており(乗船料金に含まれる)、誰でもすぐにチャレンジできるのが魅力だ。
<週刊つりニュース中部版・編集部/TSURINEWS編>