春の乗っ込みマダイシーズンが本格到来。DUOの萩原トオルさんが、同メーカーから発売中のロッド『ヴィガー』を使って実釣した、鹿児島県大隅半島~錦江湾のマダイジギングの模様をお届け。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部 立石寿栄)
2日目は錦江湾内でマダイ狙い
2日目はマダイを追って湾内へ。
狙い通りにマダイを連れて来たのは、ドラッグメタルスリム タングステン マダイ60g(カラー:UVグリーンゴールドとカラー:ピンクヘッドシルバー)、ドラッグメタルフォースセミロング125g(カラー:ブルピン)。
タングステンボディ
ドラッグメタルスリム タングステン マダイの小粒で比重の重いタングステンボディは潮の速い状況でも有効で、マイクロベイトに着いているマダイに最適なジグ。カラーはホログラム、マットの2種あり、ホログラムカラーはマダイが浅場で活発にベイトを追い回している状況で威力を発揮し、マットカラーは甲殻類を捕食しているマダイに有効。
重量は30g、40g、50g、60g。カラーはホログラムがUVグリーンゴールド、UVレッドゴールド、ブルピン、子イカグロー、シルバーグロー、ピンクヘッドシルバー。マットはピンクヘッドグロー、マットピンクグロー、マットオレンジゴールド、マットレッドゴールド、マットグリーンゴールド、マットチャートグリーン。
船長から「ポイントによりベイトが違う」との情報から、セミロング系ジグに反応を示さないため、ベイトサイズが小さいと判断しジグシルエットを落とすためにタングステンに変更。
「潮も0.2ノットと流れていないため、リアクションバイトを狙ってリールのリーリングは1/2のハイピッチで探りを入れると、コレが大当たり。じゃれつくような前アタリの後にゴン!と押さえ込む本気食いをして来てくれた」とのこと。
少し浅場ではイワシの反応が入ったタイミングで今度はシルエットの大きなドラッグメタルフォースセミロングに好反応。「フォール中にもガツガツとマダイ特有のバイトをしてきてくれた」との感触を話す。
スピニングタイプのヴィガー
ロッドはスピングタイプのヴィガーS600UL。水深30m以内のシャローエリアでマイクロジグをテクニカルに動かすことにオススメの1本。自重120g、グリップの長さが50cm、ラインPEライン0.6~1.0号、ジグウェイト20~60g。
アマダイもキャッチ
船長からリクエストがあったアマダイもキャッチ。
アマダイは海底に生息する魚。ボトムを中心に誘いを掛けてリールの巻きも1/4ピッチくらいに抑えて、しつこく海底付近でジグをアピールをさせている。
「5mほど誘い上げたところで少しだけテンションを緩め、ジグを水平姿勢のままその場に留めておくようにしたところ、狙い通りにヒット。2尾目は早い動きに反応しないと思い着底後ゆっくりとただ巻き。タイラバと同じ要領でデットスローに巻いているとまたまたヒットした」とのこと。
ロッドはヴィガーC601L。ジグはドラッグメタルフォースセミロング155g(カラー:UVレッドゴールド)。
柔らかいだけでないロッド
ヴィガーは柔らかいロッドにイメージされやすい”フッキングが決まらない”なんて不安要素を感じさせない、掛けて曲げて楽しめる“柔よく剛を制す”を体現したロッド。ジグウエイトやスピング・ベイトで選べてテクニカルな釣りから大物の引きにも対応可能だ。
<立石寿栄/TSURINEWS編集部>