前日、予約していた船宿から人数が揃わず出船不可との連絡を受けて、急遽手ぶらでも釣行可能な「フィッシングパークTOI」へ妻と行ってきた。釣った魚(マダイとマアジ)は沼津の鮮魚店で刺身盛りにして貰い、とても楽しい一日となった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤倉聡)
船釣りがキャンセルに
人数揃わず乗合船でのオニカサゴ狙いは中止。数週間前に沼津港にある船宿の乗合船に妻と二人で予約を入れておいたが、前日の昼ごろ「人数が揃わなくて出船不可(最低3人から)」との連絡を受けた。台風の影響で貸しボート店も休み。仕方ないので同じく沼津にある貸しボート店に電話すると、こちらは台風の影響でうねりがあるので明日は休みとのこと。
悩んだ末に手ぶらで楽しめて美味しいターゲットが狙える、海上釣り掘り「フィッシングパークTOI」に行く事に決めた。
「フィッシングパークTOI」
4月16日(土)。朝から雨が降っていてしかも寒い。次第に風も強くなってきて釣りをするには厳しい天候だった。「フィッシングパークTOI」とは伊豆漁業協同組合が運営している海上釣り掘りで、主にマダイとマアジをターゲットにしている。
3時間制で料金には入場料とサオと仕掛け、さしエサとまきエサが含まれている。釣った魚は全て買い取ることになり、終了時にスタッフが活き締めしてくれる。また生け簀の外での釣りも可能で、その場合釣れた魚は無料で持ち帰ることができる。
楽しみ方
生け簀内外ともに、投げ釣りなどの危険を伴う釣り以外はタックルやエサの持ち込みが自由なので、色々試してみるのも楽しいと思う。また最初から生け簀外での釣りを目的にして、ボウズの時にはお土産用に生け簀で釣って帰るということもできるので、夜のおかずの心配は不要だ。
雨天で貸切状態
「フィッシュパークTOI」での釣りは今回が初めて。急遽決まったということもあり皆無に等しい情報量で目的地に向かって出発。しかし雨が強くなってきたので休業の可能性も否めないと、かなり心配になってきた。途中で電話確認すると「雨は降っていますが、営業しています」とのことで一安心。
受付
受付で料金を支払いレンタルのサオやエサなどを受け取り、イカダにすすむ。
先客はなし。生け簀を覗き込むとアジとタイがうじゃうじゃ泳いでいてテンションが上がる。
まずはアジ釣りから開始
アジの生け簀から釣りを開始することにした。釣り方はのべザオでのミャク釣り。エサの付け方は、尾を切り、そこからハリを入れ背に沿って通し腹に抜く。重要なのはエビが真っすぐになるようにすること。
まずはまきエサをまかずに第1投。すぐにヒットし難なく1匹目をGET!ぷっくりと太っていて見るからに美味そうだ。2匹目もすぐに釣れると、妻も数投目に1匹目を釣りあげて嬉しそう。まさに入れ食い。
まきエサでアジが狂気乱舞
しかし、しばらくすると魚が少しスレてきたので、まきエサをまくことにした。すると魚は水面から跳ね上がり狂気乱舞状態になる。再び入れ食いで二人とも目標の5匹に到達したのでアジ釣りは終了することにした。