伊豆エリアの沖の水温が16~17度の表記。春イカサイズの釣果が聞こえてくるころになった。産卵開始の目安になる水温ではあるが、沿岸の藻の生え方は場所によりまばら。果たしてイカと出会えるだろうか。陸っぱりエギング釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野中功二)
時合いに追加成功
まだ時合いと思い、気を取り直し最近好調のLQレンズエギ3.5号モンスターマスターをキャスト。中層から大きくシャクりロングテンションフォール。誘い方をかえると待望のナイスサイズがコンタクト。波っ気があるので慎重に寄せる。沖で浮かず足元で縦になって上がってくるのは大きな個体特有だ。うねりに翻弄され数回「スカッ」となったが、無事取り込んだ。
この後、200gぐらいのイカがヒットしたが、リリースで納竿とした。所要時間は2時間30分の釣行時間だった。
釣果のポイント
今回の釣行だが、曇天のケイムラによくアタった。エギの種類に助けられたので、武器はいろいろ持っていったほうが対応できると改めて感じた。また、他のアクションに無反応といった状態では、やはりエギの安定が肝となった感じだ。そして、海の変化には注意が必要で、いろいろ注意を払いここぞといったところで集中して対応した結果だろう。
それと、波があるウネリがある状態では、背中を海に向けないっというのが鉄則。足場のいい場所でもライフジャケットなどは必需品だ。春イカ開幕、磯や堤防で大物アオリイカが出だすことでしょう。楽しく安全にエギングを楽しみましょう。
<野中功二/TSURINEWSライター>
伊豆半島