今年、外房大原沖のヒラメがいつもより1カ月早い、9月1日(土)に一部解禁される。同港の第三松栄丸は、30周年を迎えた。
夏ビラメ開始!
「以前は、ヒラメやマダイ、イサキにしても季節感があったけど、最近はなくなってしまった。でも、お客さんの希望第一だから…」と話すのは二代目の中井英明船長(52歳)。
「夏ビラメ=猫またぎなんて、呼ばれることもあるけど、今はクーラーボックスや冷蔵技術が向上。そんなことはなくなった。水温が高いぶん、魚の活性が高い夏場のほうが釣りやすいので、初心者や入門者にはオススメです」と続ける。
大原沖のヒラメ釣りは基本、横流しで点在する根を広範囲に探る。
流し替えのときは船を180度回転させて、潮先になる舷を左右入れ替え。ミチイトが船下に入り込むときがチャンス。
仕掛けを聞くと、ハリスとステイトは同じか、ステイトのほうを少し長くして、オモリトントンで海底をキープ。
今は三代目の椋介さん(26歳)が仲乗りとして修業中。デビューの日も近い。
<週刊つりニュース関東版 佐藤/TSURINEWS編>