東京湾川崎のつり幸から、ルアーシーバス乗合船を取材した。この日の釣果は39~73cmのシーバスを3~18 尾。良型がそろう傾向で、多くの60cmオーバーが上がった釣りをリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 岩下和弘)
つり幸でルアーシーバス
前日に予約をした12人のアングラーが集結。5時ごろから受付で料金を支払い、札をもらうと、乗船名簿を記入して各自乗船。先着順で席を取る。出船前に船長が札を回収し、全員がそろった6時50分、村山克英船長の舵で出船。
運河を徐行中に船長から「安全のためライフジャケットはつねに正しく着用してください。また、バラすとアタリが減る傾向があるので、取り込みは各自協力してタモ取りをお願いします。抜き上げるときはリーダーを掴んで、またはルアーを竿先まで巻き上げて自分の左右に注意して抜き上げてください。正面に抜き上げるとルアーが外れた時にケガをするので注意してください」と注意事項をわかりやすく案内。
川崎沖でスタート
運河を抜け、北上し約20分。川崎沖でスローダウン。「水深27m。底から10mまで探ってください」というアナウンスで釣り開始。
参考タックルは仕掛下図参照。なお、同船宿ではレンタルタックルを完備。ルアーやフックなどは事前に要確認。
天候は快晴。当日の日中の潮回りは中潮で干潮9時46分、満潮15時6分。果たして、この潮回りがどう影響するのか……。
開始早々にヒット
早々に数人にヒット。左舷胴の間の草野さん(品川区)は貸し竿で本命を釣り上げ、友人の秋山さん(新宿区)も本命キャッチ。
ルアーはいずれも60gメタルジグ(ピンク)。
両舷大ドモでは、ラーメン店を経営する横山さんが息子の昇永さんとともに竿を出し、釣り座の利点を活して広範囲にルアーをキャスト。40~60gのジグでフッコサイズ。
良型揃いで好キャッチ
左舷胴の間の乙崎さん、七田さん(いずれも川崎市)にも、底付近の巻き始めで本命がヒットし、シーバスの強い引きを堪能。
7時半、北寄りの風が吹きだし、釣りにくくなったが活性は高く。右舷ミヨシの新井さんにスズキ級。ヒットルアーはオーシャンドーミネーター60g(オレンジ/金)。