東京湾川崎のつり幸から、ルアーシーバス乗合船を取材した。この日の釣果は39~73cmのシーバスを3~18 尾。良型がそろう傾向で、多くの60cmオーバーが上がった釣りをリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 岩下和弘)
連発続きツ抜けも
8時前、移動が告げられ、リリース派はここでオケから魚をリリース。約30分走り、風の塔周辺の水深27mで船長は反応を追う。
ここでも新井さんが連発。また、右舷胴の間の児玉さん(練馬区)はジグにブレードを付けて、スローな巻き上げで3尾目。
左舷胴の間の中原さん(川崎市)は40gジグ(銀)で釣り上げ、このタイミングでほぼ全員が型を見た。
10時すぎ、右舷トモ2番の如月さんに50cm級。こまめにルアーローテーションして早くもツ抜け。
ベイトは小さなイワシ
新井さんが釣った魚が吐き出したのは小さなイワシ。どうやら同魚を追っているようだ。
11時すぎ、木更津沖に移動し、13時半まで点々と攻めて数を伸ばすと、後半は風の塔周りでラッシュも交え14時10分に納竿した。
全員安打でお土産確保
釣果は39~73cmシーバス3~18 尾。竿頭は如月さん。73cmは左舷大ドモの横山修也さん。今季はセイゴサイズが少なく、良型がそろう傾向。この日も多くの60cmオーバーが上がった。
また、この日は全員が釣った魚をクーラーに納め持ち帰った。定番の刺し身やムニエルなどはもちろん「小型は開いて干物にしてみようかと思う」という人もいるほどで、いろいろなレシピが楽しめる美味しい魚だ。
船長の話では「4月中旬まで楽しめるはず」とのこと。気軽に力強い引きを楽しむことができる釣りなので「はじめての船釣り」にも最適。ぜひ楽しんでほしい。
<週刊つりニュース関東版 岩下和弘/TSURINEWS編>