釣り人的「食品ロス削減」レシピ:ビンチョウマグロ中落ちのシーチキン

釣り人的「食品ロス削減」レシピ:ビンチョウマグロ中落ちのシーチキン

2022年2月22日のスーパー猫の日にトンジギで20kgオーバーのトンボマグロをキャッチ!中落ちで絶品シーチキンを作ったので、そのレシピを紹介したい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉浦永)

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Haruka_Sugiura

普段はボートからのベイフィッシングゲームがメインで、愛知県の衣浦港・衣浦マリーナから20フィートほどの湾内専用ボートで出船しています。シーバス・クロダイ・ロックフィッシュなど魚種を問わず、シーズナルゲームを楽しみながら、狙える魚は全て狙うスタンス。釣りの以外にも旅行を趣味として、歴史を学ぶのが好きです。

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トンジギで20kg超マグロ

2月22日に愛知県豊浜港から出船の竜宝丸に乗って、トンジギ(トンボマグロジギング)に行ってきました。

船の流し方はドテラ流しで、400g前後のジグを落として狙っていきます。指示ダナは100~150mなので、ラインの傾斜角度を見ながら余分にラインを出して、指示タナにジグを到達させてシャくることが大切です。

朝一からアタリがなく、辛抱強くジグをシャクリ続けていると、昼12時ごろに巨大魚が130m先でヒット!慎重にドラグを調整しながら、ポンピングで上げてくること15分 21kgのタネトン(大型のトンボマグロ)をキャッチ!

釣り人的「食品ロス削減」レシピ:ビンチョウマグロ中落ちのシーチキンタネトンをキャッチ(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

釣れた魚の処理

魚がネットインしてからは船長や中乗りさんが脳〆してから血抜きを行ってくれます。その後、エラとワタを除去してもらえます。この際に隅々までの血合の除去は行われない為、血が少し残っている場合もあります。

またビンチョウマグロが大きすぎてクーラーに入らない場合は尻尾を切ったり、頭を落としたりして可食部をなるべく残すようにしてクーラーに入れることをお勧めします。

乗船される場合はナイフなどを持参しなくても船員さんがやってくれるので安心です。

自宅での下処理

マグロを三枚おろしにして真ん中で割ります。身を4分割にしたら、血合部分を削ぎ落としてキッチンペーパーで包んで6時間ほど冷蔵庫で予冷をかけます。予冷をすることによってビンチョウマグロの身に赤みを出したり、身の余分な水分を出すことに繋がります。

で、ここで出てくるのが今回の主役、中落ちです。

中落ちを使用して料理!

魚を三枚おろしにした際に骨についている身を集めたものが中落ちといいます。タネトンともなるとかなりの量が取れるので、有効活用することにしました。

釣り人的「食品ロス削減」レシピ:ビンチョウマグロ中落ちのシーチキン骨の周りに残った可食部(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

次のページで中落ちの取り方と調理手順を紹介!