ヘラブナ釣り上達への道しるべ【豊英湖本湖で地ベラを狙おう①】

ヘラブナ釣り上達への道しるべ【豊英湖本湖で地ベラを狙おう①】

今回からのテーマは「豊英湖の本湖で地ベラを狙おう」。千葉県君津市にある豊英湖は大きく分けると川筋と本湖方面になる。前者は魚影が濃く、例会などで上位入賞者が続出するエリア。一方の本湖は数は出ないが、釣れれば良型地ベラの可能性が高い。今回はその後者を戸張が地ベラ狙いで挑戦する。ポイント選定のコツや釣り方など、戸張が知っている範囲でガイドしてくれる。第1回は7月末に行った実釣編。出舟から舟着けまでだ。

アバター画像 TSURINEWS編集部

淡水の釣り ヘラブナ釣り

清水正木〜本湖竹ヤブ方面

6時に出舟(4~9月で桟橋帰着は17時、10~3月は6時30分~16時)。するとすぐ近くの橋跡で一つだけモジリを発見。

だが戸張は素通りする。とりあえずは本湖全域を見て回るつもりらしい。

ちなみに当日の減水はマイナス2.5m前後。

清水正木には異常なし。堀切の切り通しは通らず本湖竹ヤブ方面へ。戸張は当初竹ヤブを狙っていたようだが、日当たりが良すぎてこの酷暑では入釣しづらいとパス。

左に白鳥立ち木を見ながら漕ぎ進める。すると右手のガケ下を過ぎた所でシカの親子を発見。あんながけをどうやって下りて来たのだろうと話しながら、さらに舟を進める。

なお竹ヤブにも白鳥にもモジリはゼロ。沢口突端前を通過すると正面に八幡台橋が見えてくるが、同橋までに魚の気配はなし。

八幡台橋下〜本湖立ち木エリア

八幡台橋下の立ち木群を左に見て進み、やがて舟は本湖立ち木まで来てしまった
しばらく舟を止め、本湖一帯を眺めていたがモジリがあったのは仲台の突端だけで、中央にそびえる本湖立ち木や公会堂下、エヅケ対岸を含めてモジリはまるでなく、そのまま堀切をくぐって本湖を一周してしまった。

ヘラブナ釣り上達への道しるべ【豊英湖本湖で地ベラを狙おう①】本湖立ち木

すると堀切先の張り出した大木が陰を作っている所でポチャッと何度か良型がモジるのが見えた

「日陰で涼しそうだしここでやってみますか」

そう言って戸張は着舟の準備に取り掛かった。時計はすでに7時10分を回っていた。

次回は堀切先での実釣編をお届け予定。

<戸張 誠/TSURINEWS編>

▼このボートについて
協力豊英湖釣り舟センター
この記事は『週刊へらニュース』2018年8月3日号に掲載された記事を再編集したものになります。