三重県・南伊勢町の奈屋浦沖へ、青物を狙って釣友の奥平さんと出かけた。食い気が落ちて前半は苦戦したが、終了間際に丸々太った寒ブリ2匹のキャッチに成功した釣りの模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)
強烈な突っ込みから92cm浮上
まきエサをまき続けて仕掛けの投入を繰り返しすと、サオ先が軽くたたかれた。前アタリだ。数秒後にサオが海面に突き刺さる。ここでサオを持ち上げると、大きく曲がり強烈な突っ込みが半端ない。
ここから強引に巻かず持久戦に持ち込んだ。数分のやり取りで浮上させて、手繰り寄せる。なんとかネットに収まった寒ブリは92cm。胴回りの太さが半端ない。喜んでいると「俺もきたぞ」と奥平さんの声。船上はお祭り騒ぎだ。
私も素早く投入してまきエサを放出し、サオをロッドホルダーに置いた瞬間にサオがたたかれた。半信半疑で待つと、サオが豪快に突っ込んだ。豪快な突っ込みを楽しませてくれたのは、これまた極太寒ブリだ。
脂ノリノリの刺し身を堪能
そんなこんなで沖上がりを迎えて納竿した。「終わり良ければ全て良し」。私の釣果は極太ブリ2匹とマダイ45cm1匹、アイゴ1匹。2人で寒ブリ5打数5安打、クーラーは満タンになった。極太ブリ、マダイの刺し身は、どちらも脂が乗ってめっちゃうまかった。
<週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫/TSURINEWS編>
奈良浦沖